山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

貫山と青龍窟とサクラタデ

2017-10-16 21:06:04 | 福岡県の山
2017年10月14日(土)曇り

久しぶりに登る平尾台の主峰貫山と、初めて見る青龍窟、そして愛らしいサクラタデ!
心に残る一日となりました。

吹上峠を8時過ぎにスタートです。


天気予報によると、午後からは雨。
青空に映えるはずのヒメヒゴタイも、曇り空では物寂しそう。


吹上峠からだと、こんな岩の間を歩くのが遠足気分で楽しい。


振り返ると遠くが見えて、いい景色!


ハバヤマボクチ


あれ?
青空が少し顔を出しました。
これはいい兆し!きっといいことがあるに違いありません。


だって、いきなりムラサキセンブリを夫殿が見つけたのです。


綺麗ですねーー!


まずはこれを登らなくちゃです。


もうすぐ四方台。


次はこれ。
春の野焼きの前に、登山道を焼いて、防火帯が作られています。


山頂に着きました。


休憩は熱いコーヒーとバナナ!!
このバナナケース、開くとバナナが飛び出します!!


下山時に見る周防台方面。いいですねー。


お花探し、先に行くよーー!


ウメバチソウ。緑の草の中で純白が目立ちます。


「羽二重」という言葉を連想させる白い花びら。


何かの花後とナンバンギセル


潔さが美しいセンブリ!

たくさん咲いていました。




ムラサキセンブリ




こちらの紫も綺麗です。
リンドウ




ホソバノヤマハハコ


しゃがみ込んでは一生懸命写真を撮っていると、寒くなってきました。
歩きましょう。

平尾台のススキは超一級!


素晴らしい!!この景色も見たかった!


まだ雨は降ってこないし、もう少し歩きたい。
水晶山や、周防台はきっと藪に違いないから、それはやめて広谷湿原まで行ってみようかな~。
それなら、青龍窟までいってみましょう。

湿原を抜けて10分くらいで水音が聞こえると思ったら、滝でした。
滝不動と呼ばれているそうです。(不動明王は見逃しました)


それからさらに7,8分で青龍窟です。


入ってみましょう。




苅田町ホームページより
1962年に国の天然記念物に指定された、全長約3km、平尾台最大規模の鍾乳洞です。
1976年には、ナウマンゾウの頭蓋骨化石が出土しました。
普智山等覚寺の奥の院として修験道の修行場になっていた歴史があります。
また、洞窟内に住んでいた土蜘蛛を景行天皇が退治したという伝説や、豊玉姫の伝説が伝わっています。洞口ホールには、豊玉姫を祀る祭壇が残っています。


祭壇






青龍窟を出て、滝には戻らずに田代峠を歩いていると、鬼ノ唐手岩がそそり立っていました。


先程は人影も見えました。
夫殿が「今度はあれに登る?」とニヤニヤ聞きますが、
もちろん、「のーぼらんよ!」

でも、舗装路まで出てきて振り返ると、登っている人たちがいました。
しかもたくさん!!

なるほど~~、真下から登るわけではなく写真の左からだと、なんとか行けそうですね。

お腹がすいたので、ハートのくぼみが見える草原に腰を下ろして、昼食。

さあ、帰りましょう。
茶が床園地から吹上峠に向かう道で、見つけた紅白のイヌタデ。
花が開いています!
これは、この後にもきっといいことがある予感!


吹上峠で帰り支度をしながら、私にはどうしても見たい物がもう一つありました。
それは去年、山帽子さんに教えていただいた「サクラタデ」
しかし場所がわかりません。
去年、山帽子さんの車の後について、どこまでどう行ったのやら~~。
思い出せない、わからない~~。
どうしましょ。

山帽子さんに急に連絡するのは失礼だし、お忙しいに違いないとも思いながら~~。
携帯を手に連絡してみました。。
すると、「近くを散歩していますよ~」とのこと。
もう、オ・ド・ロ・キ! う・れ・し・い!
甘えて、また案内していただきました。

白のサクラタデ






ピンクは白よりも大きく、その愛らしがたまりません。






これはミゾソバ。
ここのは、なんだかサクラタデに似てますね~~。

久しぶりに貫山に登り、青龍窟も知りました。そして、サクラタデ。
山帽子さんのおかげで、今日は最後の最後まで、たっぷり嬉しい一日となりました。
本当にありがとうございました。



コメント (12)