conscience

my diary

ジャニーズの再発防止特別チームの提言には刮目したが、

2023年08月29日 | 日記
 どうせ、ジャニーズ事務所から費用が出ている特別チームなんだから、事務所側に忖度したような提言が出てくるのだろうと思っていたが、記者会見を見ていて、事実関係についての認定、権力者と被雇用者的立場の違いによる構造的非対称性の問題、同族経営による組織的な隠ぺい体質、第三者的視点による被害者の認定と救済策、マスメディアの責任等について、これほどまでに明確に発言されるとは思ってもいなかった。流石、林元検事総長との声も出てくるだろうが、提言の通りに社長の交代があるとして、果たして、それ以外の項目がどれだけ取り入れられるのだろうかと疑問にも思った。ここまで明確に特別チームが踏み込んだということは、ジャニーズ事務所の経営そのものにも重大な影響をもたらすだろうし、単に社長が交代したぐらいでは収まるということでもなかろう。マスメディアの責任について述べた点についても、今後、テレビ局がジャニーズ事務所所属タレントをどう扱うかという問題にも直結するし、今までの、タレントには責任は無いという言い訳が、どこまで通用するのだろうか。
 それと、言葉尻を捉えるようだが、林代表が、再三、会見の中で「レジデンス」と発言していたが、どう考えても、彼の言ったのは、「レジリエンス」では無かったかと思った。レジリエンスであれば、一般的には「回復力」や「復元力」「弾力」を表す言葉であり、「組織レジリエンス」ということであれば、変化していくことや、混乱を予測して対応する能力を意味し、企業が存続し長期的に発展する為には、「リスク対策」と「労働環境改善」を実現することが肝要であり、レジリエンスには、「自己認識」「自制心」「自己効力感」「楽観性」「精神的柔軟性」「人とのつながり」の6つの要素を意識しなければならない。
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暑さ負債、マスメディアのペンの力の放棄

2023年08月29日 | 日記
 連日の暑さ対策として、日中には運動をしたくないので早朝に散歩して汗をかくようにしているが、最近、膝が痛くなったり、目覚めたときに、こむらがえりを起こしたりするだけではなく、同時になんとはなく身体全体のだるさも感じていた。これを暑さ負債とでも言うのだろうか。やはり、よく眠ることが大切だと考えていて、寝る前にピルクルミラクルケアなどを飲んでいるものの、暑さの為もあって早朝に起きてしまうのが癖になっていた。でも、そんな時でも無理に眠ろうとせずに、タブレットでyoutubeの番組を聞いたり、本を読んだりして時間をつぶし、その代わりに一定の時間になると完全に起きるようにし、日中は、眠くなった時点で昼寝をするようにしていると、何となく元気になってきたようにも思う。私は、若い時代に交代制勤務を長年経験したことがあるが、ほとんど仮眠など出来なくても、若い時は、非番の日に一時間か二時間眠るだけで回復したような気がしていたが、高年齢になると、そうはいかなくなってきた。しかし、夜の眠りが浅くなっても、昼寝時間も含んでトータルで睡眠時間を考えたいと思っている。
 今日は、ジャニーズ事務所の特別調査チームの記者会見があるとのこと。喜多川氏の前代未聞の多数被害の性加害事案については、それを黙認もしくは手助けしてきた疑いもある事務所側の対応については、未だに性加害の事実を明確に認めないこととか、事務所を退所したタレントのテレビ等への出演に際して局側等に圧力をかけてきたのではないかとの疑いもある。これを、ジャニーズから雇われている特別調査チームが、事務所側に手厳しい提言が出来るかどうかは注目に値する所だと思う。また、アイドル希望の青少年に対する性加害は、例え同性間の行為と雖も許してはならないと考えている。マスコミも、この事実を知りながら報道を控えて来たという事実もある。我が国のマスコミは、特に大手メディアは、木原問題もそうだが、自分達に影響をもたらす恐れのある事実については、敢えて権力に慮って報道を控えるということが当たり前に行われるようになったと疑っている。それが本当にメディアと言えるのだろうか。例えば、中国政府の介入が完結する前の香港のマスコミでは、記者は、逮捕も覚悟で当局の意向に反する事実も伝えて来たではないのか。ところが、我が国の大手マスコミにあっては、それで逮捕されるようなことも無いのに、権力に忖度して真実を伝えようとしない。これは、マスメディア自ら、その自らよって立つべきペンの力を放棄したように考えざるを得ない。ともかく、今日の記者会見に注目したい。

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