今朝、雨上がりの雲の間に微かに虹が見えたが、スマホで撮影すると映っていないようにも思える。
膝の痛みは徐々に無くなりつつあるが、朝、目覚めると、右ふくらはぎが攣ってしまって汗が噴き出すほどの痛みを覚えた。足が攣るのは久しぶりだが、原因は、クーラーを掛けているのに足を出して寝ていたせいかもわからないし、寝る前に水分は取るように気を付けていたものの結果として水分不足だったのかもわからない。したがって、今朝の散歩はノルディックウオーキングのポールを持って出かけた。しかし、無理は出来ないと3794歩だけ歩いて帰って来た。散歩途中、近所に「世界メシア教」と書かれた看板を見つけた。以前、カラオケ店や焼き肉店をしていた店の場所が、いつの間にか宗教団体の支部か何かになっているのだろう。世界メシア教は、SNSで検索すると、戦前に流行った大本教の分派が何故かメシア教を名乗っているらしい。どちらかと言えば、昔流行ったが、今は信者数が減少したものの、根強い信者がいるのかもしれない。
最近の消費者物価は、明らかにインフレ状態にあり、特にガソリン価格などの上昇が顕著となってきたが、昨年同期と比べて3%程度の上昇であるというう政府発表には、何か誤魔化しはないのだろうかと疑っている。だが、まだ、インフレスパイラルという状況にはなっていないのかもしれない。消費者は、一般的に高い買い物は控えるようになってはいるものの、買い物意欲自体は衰えていないのだろうか。でも、貧富の格差は、統計以上に進んでいて、貧困家庭の数は増えており、生活苦に喘いでいる家庭もあるだろう。生活保護などの社会福祉措置により生活格差が是正されているとする政府の見解があっているのであれば良いのだがと思う。
丁度、今、大正から昭和初期の時代を背景にした小説を読んでいるが、当時は、第一次世界大戦時の好景気と打って変わって、世界的な経済不況と関東大震災などの自然災害により、我が国の経済は大きな打撃を受け、飢饉も発生して農村の貧しい家庭の中には子女を売って飢えをしのぐような家庭もあったらしい。米騒動や労働者によるストライキなどもあり、軍部によるクーデター未遂事案も頻発して、追い詰められた政府や軍部は大陸へ進出することで局面の打開を図り、それが日中戦争や太平洋戦争に発展して、日本は、三百万人近くの戦死者を出して無条件降伏することになってしまった。何か、その時の時代と似てきつつあるような気配もする。例えば、台湾有事があった時に日本がどう関与するのかとか、首都直下型地震や東南海連動の巨大地震が三十年以内に起こる確率が大きいと言われながら、もし、そうなったらという想定での日本経済が生き残っていくという方策が練られているのだろうか。折から、今の日本は世界史的に見ても急激な人口減少局面にあるではないか。