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ひまわりさんの日々の信仰日記と再臨信仰のエッセンスについてご紹介しています

人はなぜ苦しむのか 第5回

2014年09月04日 | 日記

   

  人はなぜ苦しむのか 第5回

サタンは、彼のできる全てのことをやり尽くしました。サタンはヨブの財産だけではなく、子供たちさえも取り去りました。そしてサタンは、ヨブの口から神様に対する呪いが吐き出されることを期待しました。ところがヨブはサタンの期待を叶えるそのようなことをしませんでした。その代わりにヨブは「このときヨブは起き上がり、上着を裂き、頭をそり、地に伏して拝し、そして言った、『わたしは裸で母の胎を出た。また裸でかしこに帰ろう。主が与え、主が取られたのだ。主のみ名はほむべきかな』。すべてこの事においてヨブは罪を犯さず、また神に向かって愚かなことを言わなかった」(ヨブ1:20~22)。サタンは完全に失敗してしまい、ヨブの神様に対する信頼は証明されました。ヨブを義人であると宣言なさった神様の名誉は擁護されました。ヨブは神様から何かを受けとるために、もしくは受け取ったゆえに、神様を畏敬していたのではないという事実が証明されました。ヨブの信仰は全く純潔なものでした。

  絶望から希望へ 第7回 

   新しく生まれた人

皆さん、この『ローマ人への手紙』7章に出ている人の姿は、新しく生まれた人の姿ではありません。そして『ローマ人への手紙』7章に出てくるこの人物は、不信者でもありません。教会に熱心に通っている人で、聖書は100回読んだ者です。聖書を暗唱している者です。

使徒パウロはダマスコの経験以前はどんな人でしたか。彼はヘブル人の中のヘブル人、律法を守ることにおいてはパリサイ人であり、熱心な人でした。小さい時から、徹底的に律法の訓練に従いました。青年になっては、有名な学者ガマリエルのひざ元で学んだ者でした。教会では朝早くから夜遅くまで忠誠を尽くした者でした。教会のことであればすべてを置いて奔走した者でした。各種の献金も全力を尽くして捧げた者で、教会をいくつも建てた者であり、あの者は異端であると思えば、口角泡を飛ばして、彼らをやっつけようと一生懸命に務めた人でした。教会をあまりにも愛したゆえに、教会を異端から守ろうとして頑張った者でした。そして、異端の者たちを捕らえに行く最中にイエス様と出会ったのですね。皆さん、彼のように教会のことに忠誠を尽くせば、新しく生まれた人でしょうか。

「人は新しく生まれなければ神の国を見ることが出来ない」と教えられていますが、パウロのこの姿は、あるいは私の信仰生活は、新しく生まれ変わった姿でしょうか。まだ生まれ変わっていない姿でしょうか。これは答えが難しいと思うかもしれません。なぜでしょうか。私は何十年も熱心に教会に忠誠を尽くしているし、これほど献金も捧げて教会も立派に建てたのに、それでも私は新しく生まれていない者であるとは認めたくないからでしょうか。しかし皆さん、これは難しいことではありません。聖書はとても単純に、また明確に私たちにこのことを教えています。