天からの声を聞くとは?
サムエルの経験から、私はあることが分かりました。神様は三度彼を呼ばれましたね。三度とも彼は理解できなかったのです。そこで大祭司の所へ行きましたね。そして四度目に神様が呼ばれた時に、もうその時には分かっていたのです。天からの啓示を、み言葉を受ける用意が出来ていました。そのことを、私たちの霊的経験にあてはめてみましょう。私たちには黙示録の三天使の使命というものがあります、それは何でしょう?第一天使のメッセージは、永遠の福音です。これは、もし永遠の福音を拒んでしまうならば、バビロンの状態に倒れてしまうことになるというメッセージです。そして第二天使のメッセージは、バビロンは倒れたと言っています。次に第三天使のメッセージは、獣の像を拝んで、獣の刻印を受けないようにしなさいと言うメッセージです。そして結論として、神様の民は神様の戒めを守り、イエスの信仰を持っていると伝えています。
しかし現在、神様の民が、この三天使の使命の本当の意味を理解できないでいるのです。もう過去150年以上にわたって、このメッセージは語り継がれてきました。伝えられてきました。しかし神様の民が本当の意味で理解できていないんです。ですから教会からこのメッセージが、大声で叫ばれて、強いインパクトを世に与えることが出来ないんです。三天使の使命は、私たちの間では語られることがあるかもしれませんが、しかし私たちの言っていることを、世の中のどれくらいの人が分かっているでしょうか。あるいは教会の中でどれほどの人たちが、三天使の使命の真の意味を理解出来ているでしょうか。神様はご自分の民を呼んでおられます。
「サムエルよ、サムエルよ、私の声を聞きなさい」。しかし、そういった召しがあった時に、その意味を知りたいと思って多くの神の民が、教会の偉い人たち、教授とか先生と呼ばれる人たちの所に教えを請いに行ってしまうのです。それが聖霊が欠けているという状態を表しているのです。今こそ神様の声を直接聞くべき時なのです!
本当に天からの声が聞こえると言う意味でしょうか?そういった声が実際に聞こえるということではありません。霊的な洞察、理解のことを言っているのです。神学者たちの教えるいろんな理論とかそういったものではありません。個人的な経験です。