許されることのない罪とは 第2回
その後は、どんなに教会へ行って礼拝して讃美していたとしても、食べて生きているかもしれませんけど、恵みの期間が終わり、赦しがなくなって、イエス様のとりなしを受けることが出来なくなっているのです。
皆さん、ヨハネの黙示録3章の7つの教会の中でラオデキヤの教会に対して、あなた方は熱くもなく冷たくもないので吐き出すと言われていますね。
ラオデキヤの教会は、本当は貧しいのに貧しくないと思っています。裸なのにきれいな着物を着ていると思い込んでいるのです。そのようなどうしようもない偽善の状態なので、神様はもう気持ちが悪くて吐き出したいと言っておられます。吐き出すとはどういう意味かというと、「もうあなたのために執り成すことが出来ない」ということなんです。この人々は、もう恵みとか恩恵を受けることが出来ない状態に陥っているということです。だからもう吐き出されるしかないのです。もう聖霊の恵みを受けることが出来ない、そういった恐ろしい状態を黙示禄3章14節からのラオデキヤ教会のメッセージは伝えています。これは本当に恐ろしい言葉です。
では、人はどのような状態になれば、聖霊を汚し、聖霊を拒否し、救いを得ることが出来ない、赦しを受けることが出来ないようになるのでしょうか。
罪をたくさん犯すので、たくさんの罪を犯したので、聖霊の声を聞くことが出来なくなり、聖霊を拒むことによって、救われることが出来ないようになるのでしょうか。それとも長い間罪を犯し続けてきたので、そうなるのでしょうか。それが聖霊を汚す罪になるのでしょうか。それとも最も恐ろしい大きな罪を犯したので、その罪が大きいので、あるところまでは赦すことが出来ても、その大きな罪は赦すことは出来なくなるというのでしょうか。許されない罪とは、罪の大きさでしょうか、罪の量でしょうか。罪の期間でしょうか。罪の大きさでしょうか。何が許されることのない罪なのでしょうか。
私がなぜこのようなことを説明するかと言いますと、この危険な罪に陥ることがないように助けたいからです。また、不必要な悩み、不必要な不安に縛られることがないように願うからです。そして聖霊の力と助けを受けて、本当の救いを体験し,聖霊の証印を受ける人たちに、なっていただきたいと願うからです。