梅雨空の中、我が家の「グリーンカーテン」兼「菜園」ではキュウリが豊作です。
野菜作りは全くの素人です。
コロナ禍による自粛生活の中、ご多分に漏れず、4月末ころに家庭菜園をはじめました。
まずはプランターにプチトマトとバジルとピーマンとオクラの苗を植えて…
それが段々とエスカレートして、庭の隅や家と道路の間の狭いスペースを耕し、キュウリや風船カズラや朝顔やカサブランカなどを育てるようになりました。
私の親類は数年前から家庭菜園を始めていて、ナスやらトウモロコシやらを育てていました。
今考えると失礼な話ですが、そんな親類を見て、
「年寄りクサッ! もっと他にやる事ないの?」
と思っていました。
それが何と、同じ事を今、自分がやっているではありませんか。
それも、我が子のように花や野菜の成長を楽しんだり、気を揉んだりしています。
時には、かまい過ぎてせっかく付いた小さな実をつい触って落としてしまったりする。そして、悔やんだりしています。
植えた野菜たちはそんな私の気持ちを知ってか知らずか、健気に実ってくれます。
花や野菜の成長を見て回るのが楽しみでしょうがありません。
今、うちの「グリーンカーテン」の一角を担うキュウリが豊作でブラブラ状態です。
「素人の私にもこんなに収穫できた」という嬉しさもあり、
「これではキュウリを作っている農家さんは商売にならないのでは…」と心配にもなります。
コロナ禍がなかったらこんなの知らなかった…
「ご近所さんにもお裾分けしようかなー…」と、
柄でもないことを考えている自分がいます。