昨夜、皆さんが眠りに付かれた頃、私はおもむろにミシンを出しました。
買ってきた厚手の布用の糸をボビンに巻き、針も16号のものにセットし直しました。
意外とやるでしょう？
去年の秋に涸沢・上高地キャンプに持っていくシュラフを、ミシンでリメイクした経験があります。
冬用のシュラフはかさばるので、ザックにコンパクトに収まるよう、夏用シュラフの中綿を抜き、薄手の羽毛掛布団を入れ込んだのです。
それまで、ミシンの糸の掛け方も、ボビンやボビンケースの仕組みも分からず、悪戦苦闘しながら完成させました。
ただただ、“憧れの地” へ行きたいがために！
今回は厚手の帆布です。
家庭用ミシンでも厚手の帆布をできるだけ無理なく縫えるよう、お風呂の残り湯に一晩浸けて糊を落としておきました。
縫ったと言っても、布を半分に折って両サイドを直線縫いしただけ。
あとは、口の部分にほつれ止めを施しています。
口の部分を裏側に折り曲げると立派なもの。
角の部分もバッチリです。
昼からは帆布の染色です。
珈琲を入れたあとの粉で染めることにしました。
木綿は染まりにくいので、牛乳を水で薄めたものに浸しておくとよいのですが… 。
以前、タオルを栗で染色する際にやってみたらいつまでも牛乳臭さが抜けなかったので今回はやめておきます。
牛乳の臭いが愛車に充満したら眠れなくなりますから… 。
屋根裏部屋の片付け中に、媒染剤に使える “ミョウバン” も見つけました。
色は定着するでしょうか？