去年の夏、枇杷の苗を植えて4年くらい経ってはじめて実を着けました。
たったの3粒でした。
見つけた時の枇杷の実は緑色をしていて、綺麗なオレンジ色になるまで随分待たせられました。
よく聞くのは、“収穫しようかなと思って行ってみたらカラスに殆どやられてた!” という話です。
心配で、毎日、毎日、3粒の枇杷の実の様子を見ていました。
幸い、我が家の枇杷の実は上空を飛ぶカラスからは見えにくい葉の裏側に隠れるようになっていたので無事収穫まで漕ぎ着くことができました。
今年初めて実を付けた枇杷、3個の枇杷の実を連れ合いと1個と半分ずつに分けてありがたくいただきました。
甘くて美味しい枇杷でした。
実を着けてはじめて、枇杷の木の剪定や育て方について調べました。
園芸関係のホームページを見て分かったことは、枇杷の剪定は秋ごろに行い、花芽が付くのは春ではなく11月頃ということ。
そして、寒い冬を越えて夏に向けて実が熟していくのだそうです。
私は、花芽が付く前に邪魔な枝を切り、花芽がどれくらい付くか楽しみにして待っていました。
そしてやっと花芽が付き、花が開き始めたのでした。
枇杷の花はこんな感じでした。
一つひとつの花だけ見ると梅の花に似ています。
屋根に登って、カラス目線で枇杷の木を見下ろしてみました。
これではカラスに丸見えです！
来年夏の収穫まで心配は続きそう…
それにしても、枇杷って花が咲いて実になるまでに半年以上かかるんですね！