我が家の枇杷が色づいてきました。
枇杷の実がなるようになって今年で3年目です。
昨年は驚くほど沢山の実が着き、琵琶ゼリーやら枇杷のコンポート作りに挑戦しました。
今年の出来はと言うと…
実は着いたのですが、数は3分の1か4分の1と激減です。
その代わり、実の大きさは去年よりややアップかな…?
もう少し熟した方が良いのかもしれませんが、色づき始めた枇杷を3個だけ捥いで3人で試食です。
連れ合いが、
「 “初モノ” は、東を向いて食べるとイイそうよ!」
と、言いながら食べようとしています。
娘が、
「へぇー、そうなんだー、でも何で東?」
と、たわいも無い会話を交わしています。
連れ合いと娘は、根拠のなさそうな “言い伝え” 通りに、東の方を向いて枇杷を頬張ります。
「うわぁー、美味しー、 甘いねー!」
二人とも今年初めての枇杷を食べて大満足のようです。
私も “初モノ” を頂きました。
あの枇杷特有の甘みと若い果実のフレッシュな酸っぱさが口一杯に広がりました。
話はコレだけではありません。
連れ合いがスマホで “初モノ” を頂く際の流儀を調べたところ… 、
ナント 、 “初モノ” は『東を向いて笑いながら食べる』とのこと。
その謂れとして、
『江戸時代の大阪の人たちは初モノを食べる時に「俺たちはこんなイイ物を食ってるんだ」と東の方にある江戸に向かって笑いながら食べる習慣があった』
そうな…
ホントかウソかは、分かりません。