私たちが今から登る三俣山は、私にとっては40数年振りでした。
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学生時代にWV部の新入生歓迎登山で登ったきりで、三俣に続く登山ルートもそこからの景観も全く覚えていません。
しかし、40数年振りでもその場所に我が身を置くことで蘇ってくるものがあると感じました。
頬を撫でるヒンヤリとした風にも、登山靴の裏に感じる石の感触からも、遠い昔の記憶が少しずつ断片的に思い出されてくるものがありました。
すがもり越まで登ってきてもガスはとれませんでしたが、時折りガスの間から太陽の光が漏れてきたのです。
三俣山は山頂近くに古い噴火口が残り、その周りにいくつかのピークがある山です。
私たちは「西峰」→「Ⅳ峰」→「南峰」、時間が許せば「北峰」を経由し「本峰」→「西峰」へと周回する計画です。
最初のピークの「西峰」はガスに包まれ真っ白の世界でした。
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次の「Ⅳ峰」に到着した時も展望はきかなかたのですが、急に視界が開けたのです。
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これから向かう「南峰」「北峰」「本峰」、さっきまていた「西峰」やくじゅう連山全体が現れたのでした。
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あちらこちらか歓声とも溜め息ともとれる声が上がり、みんながカメラを構えていました。