TANEの独り言

日々の生活の中でのつぶやきだから聞き流してネ

懐かしの根子岳へ …<part③>

2022-01-11 13:57:00 | 山岳会
連れ合いは、私が山へ行くことには特に異議は唱えませんでしたが、冬山に登ることを心配している様子でした。

私は、しっかり準備をして行くことを約束し、連れ合いの心配を少しでも減らそうとしました。

最近よく脚を運ぶようになった登山用品店を訪ねては、カラビナやスリング、その他の登攀具を少しずつ買い足しました。

また、次の例会で会長さんから渡された地形図を見ながら、根子岳南峰を目指すバリエーションルートを調べ始めました。


最近の登山地図アプリの進歩は目覚ましいものがあります。

GPSを使い、登山している自分の位置情報をスマホの地形図で確認できるだけでなく、過去にそのルートから目標地点を目指した他の登山者のルートと見比べながら登ることができるのです。

余りにもスマホ頼りの登山ですが、GPSが入る限りは最も頼りになる最新機器なのです。

私は、過去にバリエーションルートで根子岳南峰を目指したパーティーの記録を探し出し、会長さんから頂いた地形図に赤鉛筆で正確にルートを落とし込みました。

昔から地形図を見ることは好きでしたし、実際の地形と地形図を見比べることで、地形図を見て地形を想像することもある程度はできました。

今回、会長さんが行こうと計画していたのは “地獄谷” から根子岳南峰を目指すルートです。

 “地獄谷” ・・・名前を聞くだけでも恐ろしい響きがあります… 















懐かしの根子岳へ …<part②>

2022-01-10 17:39:00 | 山岳会
40年程前の学生時代に、仲間と登った根子岳の記憶を懐かしく思い出している時、会長さんが私に声を懸けてきました。

「◯◯さんも行ってみんね?」
「アイゼン歩行の訓練になっバィ!
◯◯さんは随分長いこと行っとらんけん、久しぶいに行ってみたらよか


連れ合いの体調の事が頭を過ぎりました。

母の百箇日の事も気になりました。

しかし、連れ合いの体調も徐々に元に戻りつつあったことと、母の百箇日を一つの区切りにしようという私の意志も働き、会長さんの声懸けに対し、

「はあ、行ってみたいです… 」と、

つい、答えてしまいました。

この計画のチーフリーダーである会長さんは、“参加者” のところに私の名前を書き込んだのでした。

行くと決めた時点から、停滞していた私の気持ちまで変わってきたのが自分でも分かりました。

九州と言えども冬山に行くとなると、それなりの装備も必要になります。

アイゼンは必要不可欠な装備です。

冬山用の登山靴もあれば安心です。

カラビナも手持ちの2個では足りないし、スリング(帯状の紐)も追加購入しなければいけません。

他にも揃えなければならない登攀具も出てきました。


会長さんのあの半ば強引とも言える声懸けが、今まで後ろばかり見ていた私を、前向きに変えてくれたのでした。

その日の例会から帰った私は、連れ合いに12月に根子岳に行くことを伝えました。












懐かしの根子岳へ …<part①>

2022-01-09 13:25:00 | 山岳会
久々の “山岳会ネタ” のブログです。

昨年末の12月19日、熊本県にある根子岳に行ってきました。

私にとって、9月に行った2日連続の沢登り以来、3ヵ月ぶりの山岳会の活動でした。


根子岳と言っても登ったのは南峰。

根子岳は最高峰の天狗峰の他に、東峰、西峰等からなる山で、カルデラで有名な阿蘇山の東側にある山です。

その稜線はノコギリの歯のようにギザギザで、一度見たら忘れられない山容をしています。

南峰は、ギザギザの稜線を南側から間近に望むことができる、言わば根子岳の展望台なのです。


山岳会の10月の例会(毎月第1と第3水曜開催)で、根子岳南峰をバリエーションルート(正規の登山道がなく、現地の状況を判断しながらルートを開きながら目的地を目指す。ベテランリーダー同伴のもと、メンバーにもそれなりの登攀技術と装備が求められる。)から登る計画が提示されました。

その計画を見た時、40年程前に仲間数人で根子岳を目指した記憶が蘇ってきたのでした。

『あの時も、冬だったなぁ… 』

例会の議題が進む中、私はかつて登った懐かしい根子岳の記憶を一人辿っていたのでした。






そら豆は寒風の中、頑張ってます!

2022-01-08 17:44:00 | 家庭菜園
11月はじめに東花壇に植えたそら豆。



TANEを植えて10日程で芽を出していました。



その後、私がしばらくブログを開いていなかったので、報告しないままになっていました。

そら豆、年末年始の寒風の中でもちゃんと育っています!


東花壇は上方に庇があるので半露路といった感じです。

寒気は当たると思いますが、霜が降りる事はないでしょう。


ビニールを掛けたり藁を撒こうとも考えましたが、“過保護” は良くないと思い放ったらかしです。

このまま育ってくれると、4月か5月には美味しいそら豆を食べることができるでしょう。


そんな時に、テレビの園芸番組で

「主茎が15cm程に伸びたらその主茎を元から切ると、複数の小さな脇茎が育って沢山収穫できますよ!」

と、教えてくれました。

欲に目が眩んだ私は、直ぐに、伸びた茎をバッサバッサと切ったのですが… 


果たして、そら豆は無事育つでしょうか?








正月飾り

2022-01-07 15:47:00 | 日記
今年の正月は、通りに面した門にも初めて〆縄を飾りました。

もちろん、玄関にも飾りました。


2つ合わせても千円を切るお値段で、何かと出費がかさむ年末年始には嬉しい限りです。


家の各部屋には鏡餅を飾りました。

親戚にお菓子屋をしている家があって、私が中学生の頃までは、売物の鏡餅を丸める手伝いをしに行ったものでした。

最近では、鏡餅の形をしたプラスチック容器の中に丸餅が入れてあるものをつい買ってしまっていました。

年末、そのプラスチックの鏡餅を買いに行くと、欲しいサイズのものが1つしか残っていないのです。

しかたなく、丸餅が沢山入った袋を1つ買い、ウラジロと杠の葉を敷いて飾りました。





2段に重ねた丸餅の上には、去年のプラスチックの鏡餅に付いていたミカンを置きました。

孫のママゴト用にとって置いたものが思いがけず役立ちました。


今日は1月7日。
門と玄関の〆縄飾りは下ろしました。




いつまで正月飾りを飾るかは地域により異なるようですが、我が家の鏡餅は1月11日まで飾ります。