デワントンと佐枝子が初対面しお互いを牽制するような事になって翌日。
桐原はアサルトライフルを持って朝のランニングを始める。
南米方面軍の将兵やイェルやウォルターと共に行っているのではなく個人的に・・・・・・
ずっとアサルトライフルを持ちずっと走る。
ひたすら走る、広大な基地一周分を目指して・・・・・
イェル「隊長何しているのかしら?」
ウォルター「ランニングしているんだよ、アサルトライフルを持ってな。」
イェル「へ~何周ぐらい走るつもりなの?」
ウォルター「基地1周ぐらい・・・・・・・」
イェル「基地1周ね~・・・・・・・って無茶よ隊長を止めさせなきゃ!」
見ていたイェルとウォルターだが、桐原が1周走ると聞くとイェルは止めに行く。
なんたって南米方面軍司令部は巨大であり1周するのに数時間ぐらいかかってしまう。
いろいろとスケジュールに問題が生じてしまうので止めなければならない。
桐原は走り足りないのかイェルに文句を言うがイェルは駄目ですと言う。
あと少しだけとイェルに頼むが結果は同じであった。
その時・・・・・・
『ちょっと退いてくれ!』
朝方にパトロールに行ったVF-1Aバルキリー2機がクァドラン・ローを抱えてやってきた。
ハッチが開いており頭から血を流している・・・・・・
直ぐ様警備していたクァドラン・ローとヌージャデル・ガーがそのクァドラン・ローの様子を見に行く。
そして中からクァドラン・ローのパイロットを救出し、マイクローン化させ治療するためマイクローン装置の方に裸にし入れる。
容姿は緑色のセミロング、ミリアと瓜二つであるが若干違う・・・・
桐原中尉「ゼントラーディか・・・・・・」
イェル「女ですとメルトランですね、しかしラプラミズ艦隊の兵士なのか私たちの敵側として参戦した兵士なのかは分かりませんね。」
ウォルター「あの顔だと・・・・・・・美人であるのは確かだな。ミリアにそっくりだな。」
桐原中尉「おいおいウォルターそこかいな。」
デワントン「いたいた茂人~ご飯食べよ~
」
桐原はランニングする事を中断し負傷したメルトランの姿をイェルとウォルターと共に見る。
後からデワントン.メフィア.エリアーノらが合流してくる。
桐原中尉「デワ、あのメルトラン知っているか?」
デワントン「あのメルトランって今、同胞がマイクローン装置運んでいるミリア1級空士長と瓜二つのメルトランの事ですか?」
桐原中尉「あぁそのメルトランだ。」
桐原はデワントンに今運ばれたメルトランを知り合いかどうか確認する。
それはデワントンだけ向けられているのではなくメフィアやエリアーノにも質問している。
するとデワントンはメフィアとエリアーノに知っている?かどうか確認し二人は首を横に振る動作をする。
デワントン「ごめんなさい知らないわ。」
桐原中尉「知らない?」
デワントン「何と言うか私はラプラミズ艦隊の面々はほぼ把握しているけど、あのミリア1級空士長にそっくりな兵士は知らないし・・・・明らかに私が所属しているラプラミズ艦隊の兵士ではないのは間違いないわ。」
返ってきた答えは知らない・・・・・むしろ別の艦隊の兵士だと言う。
桐原は明らかに敵じゃんと思った。
もし治療後傷が治り意識を取り戻して暴れ出したら・・・・・・・
デワントン「まぁミリア1級空士長と同じ遺伝子を持つメルトランらしいので・・・・・・・多分大丈夫。」
桐原中尉「多分?」
メフィア「デワントン2級空士長~それは完全にそうと言いきれませんよ。」
桐原中尉「どう言う事だ?」
メフィア「いくら同じ遺伝子を持っていても必ずしも性格が同じと言うわけではありませんので。エリアーノとモーアは同じ遺伝子元ですけど、まったく性格が違います。」
エリアーノ「補充兵のフェリロはミリア1級空士長と同じ遺伝子の持ち主ですけど、完全に・・・・・・・・・」
デワントンは多分大丈夫と答えるが、メフィアとエリアーノは納得しないのか持論を言う。
ゼントラーディ人は遺伝子パターンがあり合成クローン施設で一つの遺伝子から複数のゼントラーディ人を作り出す事が出来る。
体と能力はほぼ同じでありまるで同じ製品を作るかのように・・・・・・・・・・・
しかし同じ部隊に配属される事なく無数いる艦隊に分散して送りこむ。
そこの部隊の環境によって性格や実力や生存率が変わってくる。
エースソルジャーになったり死んだり一つの遺伝子で造り出したゼントラーディ人は現地の環境によって様々な別人にしてしまう。
ミリアは冷静であるがフェリロは利発的な性格をしている。
これも現地の環境によるものである。
ウォルター「しかしよ、もし大人しかったらそのままだけどよ。暴れたらどうするんだい?」
エリアーノ「なんで私達の方を向くあんた正規軍でしょ。中尉・・・・・・・」
桐原中尉「そうだな・・・・・・・・独房行きか収容所行きは間違いないだろう・・・・・・マイクローン化して今同じ身長だし・・・・・」
捕まったミリアと同じ遺伝子のメルトランが治療により元気になり暴れだしたら・・・・・・・・・収容所に行く。
だが今は健全な地球ではないボドルザー基幹艦隊の砲撃で壊滅した地球だ・・・・・・・
下手に独房に入れてゼントラーディ人に憎悪する看守がそのメルトランを強姦し最悪反撃し返り討ちによる殺傷が起きたら・・・・・
桐原は頭を抱える・・・・・・・・
この後彼女をどうするか・・・・・
頭を抱える程悩んでいた桐原であったが・・・・・・・・・・
デワントン「茂人・・・・・私が説得します。」
桐原中尉「デワ・・・・・」
デワントン「彼女は敵として前の戦いで交戦したかもしれませんが・・・・・・・元は同胞です。話が通じると思いますので、是非私に彼女を説得させてください・・・・・・」
とデワントンが説得を買って出る。
桐原達は本当に出来るのかと思っていたが・・・・・・・
デワントンは元々ミリア隊の副官、交渉力も優れている・・・・・・メフィアとエリアーノは必ず説得できると確信していた。
果たして説得に成功する事ができるのか?
それは今後次第・・・・・・・
桐原はアサルトライフルを持って朝のランニングを始める。
南米方面軍の将兵やイェルやウォルターと共に行っているのではなく個人的に・・・・・・
ずっとアサルトライフルを持ちずっと走る。
ひたすら走る、広大な基地一周分を目指して・・・・・
イェル「隊長何しているのかしら?」
ウォルター「ランニングしているんだよ、アサルトライフルを持ってな。」
イェル「へ~何周ぐらい走るつもりなの?」
ウォルター「基地1周ぐらい・・・・・・・」
イェル「基地1周ね~・・・・・・・って無茶よ隊長を止めさせなきゃ!」
見ていたイェルとウォルターだが、桐原が1周走ると聞くとイェルは止めに行く。
なんたって南米方面軍司令部は巨大であり1周するのに数時間ぐらいかかってしまう。
いろいろとスケジュールに問題が生じてしまうので止めなければならない。
桐原は走り足りないのかイェルに文句を言うがイェルは駄目ですと言う。
あと少しだけとイェルに頼むが結果は同じであった。
その時・・・・・・
『ちょっと退いてくれ!』
朝方にパトロールに行ったVF-1Aバルキリー2機がクァドラン・ローを抱えてやってきた。
ハッチが開いており頭から血を流している・・・・・・
直ぐ様警備していたクァドラン・ローとヌージャデル・ガーがそのクァドラン・ローの様子を見に行く。
そして中からクァドラン・ローのパイロットを救出し、マイクローン化させ治療するためマイクローン装置の方に裸にし入れる。
容姿は緑色のセミロング、ミリアと瓜二つであるが若干違う・・・・
桐原中尉「ゼントラーディか・・・・・・」
イェル「女ですとメルトランですね、しかしラプラミズ艦隊の兵士なのか私たちの敵側として参戦した兵士なのかは分かりませんね。」
ウォルター「あの顔だと・・・・・・・美人であるのは確かだな。ミリアにそっくりだな。」
桐原中尉「おいおいウォルターそこかいな。」
デワントン「いたいた茂人~ご飯食べよ~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart.gif)
桐原はランニングする事を中断し負傷したメルトランの姿をイェルとウォルターと共に見る。
後からデワントン.メフィア.エリアーノらが合流してくる。
桐原中尉「デワ、あのメルトラン知っているか?」
デワントン「あのメルトランって今、同胞がマイクローン装置運んでいるミリア1級空士長と瓜二つのメルトランの事ですか?」
桐原中尉「あぁそのメルトランだ。」
桐原はデワントンに今運ばれたメルトランを知り合いかどうか確認する。
それはデワントンだけ向けられているのではなくメフィアやエリアーノにも質問している。
するとデワントンはメフィアとエリアーノに知っている?かどうか確認し二人は首を横に振る動作をする。
デワントン「ごめんなさい知らないわ。」
桐原中尉「知らない?」
デワントン「何と言うか私はラプラミズ艦隊の面々はほぼ把握しているけど、あのミリア1級空士長にそっくりな兵士は知らないし・・・・明らかに私が所属しているラプラミズ艦隊の兵士ではないのは間違いないわ。」
返ってきた答えは知らない・・・・・むしろ別の艦隊の兵士だと言う。
桐原は明らかに敵じゃんと思った。
もし治療後傷が治り意識を取り戻して暴れ出したら・・・・・・・
デワントン「まぁミリア1級空士長と同じ遺伝子を持つメルトランらしいので・・・・・・・多分大丈夫。」
桐原中尉「多分?」
メフィア「デワントン2級空士長~それは完全にそうと言いきれませんよ。」
桐原中尉「どう言う事だ?」
メフィア「いくら同じ遺伝子を持っていても必ずしも性格が同じと言うわけではありませんので。エリアーノとモーアは同じ遺伝子元ですけど、まったく性格が違います。」
エリアーノ「補充兵のフェリロはミリア1級空士長と同じ遺伝子の持ち主ですけど、完全に・・・・・・・・・」
デワントンは多分大丈夫と答えるが、メフィアとエリアーノは納得しないのか持論を言う。
ゼントラーディ人は遺伝子パターンがあり合成クローン施設で一つの遺伝子から複数のゼントラーディ人を作り出す事が出来る。
体と能力はほぼ同じでありまるで同じ製品を作るかのように・・・・・・・・・・・
しかし同じ部隊に配属される事なく無数いる艦隊に分散して送りこむ。
そこの部隊の環境によって性格や実力や生存率が変わってくる。
エースソルジャーになったり死んだり一つの遺伝子で造り出したゼントラーディ人は現地の環境によって様々な別人にしてしまう。
ミリアは冷静であるがフェリロは利発的な性格をしている。
これも現地の環境によるものである。
ウォルター「しかしよ、もし大人しかったらそのままだけどよ。暴れたらどうするんだい?」
エリアーノ「なんで私達の方を向くあんた正規軍でしょ。中尉・・・・・・・」
桐原中尉「そうだな・・・・・・・・独房行きか収容所行きは間違いないだろう・・・・・・マイクローン化して今同じ身長だし・・・・・」
捕まったミリアと同じ遺伝子のメルトランが治療により元気になり暴れだしたら・・・・・・・・・収容所に行く。
だが今は健全な地球ではないボドルザー基幹艦隊の砲撃で壊滅した地球だ・・・・・・・
下手に独房に入れてゼントラーディ人に憎悪する看守がそのメルトランを強姦し最悪反撃し返り討ちによる殺傷が起きたら・・・・・
桐原は頭を抱える・・・・・・・・
この後彼女をどうするか・・・・・
頭を抱える程悩んでいた桐原であったが・・・・・・・・・・
デワントン「茂人・・・・・私が説得します。」
桐原中尉「デワ・・・・・」
デワントン「彼女は敵として前の戦いで交戦したかもしれませんが・・・・・・・元は同胞です。話が通じると思いますので、是非私に彼女を説得させてください・・・・・・」
とデワントンが説得を買って出る。
桐原達は本当に出来るのかと思っていたが・・・・・・・
デワントンは元々ミリア隊の副官、交渉力も優れている・・・・・・メフィアとエリアーノは必ず説得できると確信していた。
果たして説得に成功する事ができるのか?
それは今後次第・・・・・・・