マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

第117話 闘争本能の血の誇りのために

2017-07-30 23:23:48 | 超時空要塞マクロスサイドストーリーズ
突然反ゼントラーディの若い男女3人組の兵士に絡まれた桐原とデワントンらメルトラン組。
彼らもコマンチのパイロットである事に気が付いた桐原は、そこまで文句言うのであれば模擬戦をしろと言う。
無論、断る事を想定していろいろと挑発を行い戦いの場に引きずりこんだ。

「中尉、ペイント弾の装填と模擬ミサイルの搭載完了しました。」

桐原中尉「よし、後は思いっきり暴れるだけか・・・・・・・」

全ての準備が完了し後は戦うだけである。
桐原はコマンチに乗り組んだデワントン達を確認する。
戦いに向かう前の面だが、麟としていた・・・・・

まるで戦闘種族らしい険しくもいい表情であった。

イェル「隊長この騒ぎはなんですか?」

ウォルター「まるで戦闘が始まるかのように!!」

桐原中尉「イェル.ウォルターか?どうしてここに?」

イェル「外で喧嘩騒ぎがあったと言いふらしている人がいて、見に来たんです。まさか・・・・隊長が・・・・・」

ウォルター「喧嘩をおっぱじめるとは・・・・」

桐原中尉「それはあいつらの方だぞ!俺は庇っただけだ。」

騒ぎの騒動を聞きつけたイェルとウォルターがやってきた。
またしても勘違いしているようであるが、もっとも弁解する余地がなさそうである。
それに喧嘩騒ぎと言う事もあってか多くの将兵らが集まる。

まるでよくいる遊び目的系の野次馬である。

ウォルター「と言うか最新兵器である喧嘩とは出撃前に豪勢な喧嘩ですな。」

桐原中尉「豪勢な喧嘩じゃない、1個小隊対1個小隊同士の模擬戦と言ってくれ!!」

ウォルターは桐原が誘導して行おうとしたこの模擬選を豪勢な喧嘩と称する。
桐原は模擬戦だと言い張るが、ウォルターは信じようともしないし・・・・・
イェルまでもが心の中で豪勢な喧嘩である事には変わりはないわと思ってしまう・・・・

実際に桐原がイェルの心の本音を知ったらどんな表情をするのか・・・・・・・
知ったとしてもただショックを受けるだけだろう。

桐原中尉「それにしてもよく集まったな。」

イェル「喧嘩騒ぎに集まるのは軍隊将兵の伝統では?」

桐原中尉「ガス抜きって事か?」

ウォルター「それしかねぇだろ、軍隊生活はストレスがたまるもんだし。」

桐原の言葉のとおり周りには観客が集まっている。
ウォルターが言うに軍隊生活はストレスがたまるので喧嘩騒ぎがあると反応してしまうと・・・
そう言えば父が若い頃や祖父の若い頃や曾祖父の若い頃やそれ以前の先祖も代々そうだったと聞いたり記録に残っていたな。
そう考えると大日本帝国軍も自衛隊も統合軍も状況変わらずか・・・・・・・・・

軍人家系をやっている軍隊の伝統がそう簡単に変わる事がないと実感する。

メフィア「デワントン軍曹。」

デワントン「どうした?」

メフィア「私達って勝てますよね、あの私達を馬鹿にしたマイクローンに・・・・・・」

VAH-1コマンチのコックピットに座るメフィアは不安になりながらデワントンに聞く。
一応、このコマンチと言う機体を初めて扱う。
デワントンもエリアーノもそしてデワントンに質問したメフィアは元々クァドラン乗り。
可変攻撃ヘリコプターなんて言う物は乗りなれていない・・・・・・・

エリアーノ「やはり元に戻り・・・・・」

デワントン「いや・・・・・遺伝子問題で死を招くかもしれない・・・・」

メフィア「だったら・・・・・どうすれば・・・・」

デワントン「もうこうなった以上、意地でもこのVAH-1コマンチを動かせ・・・・」

マイクローン化しクァドランに乗ると言いだしたエリアーノに対し。
デワントンはコマンチを乗りこなせばいいと発言する。
正直大丈夫かと思ったが・・・・・

デワントン「メフィア・・・お前はミリア准尉と関係を改善したじゃないか・・・・恐れる事はない。」

メフィア「それはそうですが・・・・・・・・」

デワントン「それにお前、このコマンチが気にったのではないか?」

メフィア「!?・・・・・・そうですが・・・・・」

デワントン「気にいったのであれば、動かせ私は可変戦闘機に気にって上手く乗りこなせた大丈夫お前にも出来る。」

デワントンが興味があったり好きな物に乗るのであれば自然に動かせるようになると言う。
メフィアは一瞬そうなのかと驚くが、次第にそうかもしれないと思った・・・・・・・・
いくら慣れない機体でも何処かコツを掴めばできると・・・・・・・

更に話を進め・・・・・・・・

デワントン「それに悔しくないか?私達ゼントランを侮辱した奴らを・・・・・」

メフィア「あっ・・・・・」

エリアーノ「確かに・・・・・」

デワントン「私達はゼントラーディ軍の直衛艦隊.ミリア・ファリーナの部下、その誇りを怪我したの・・・・・だったら徹底的にやらないと・・・・・」

自分達ゼントラーディを侮辱したあの三人の地球人の男女に逆襲するに等しい行為に関する事を言う。
誇り高きゼントラーディを侮辱したデブラン(敵)は倒さないと・・・・・
メフィアやエリアーノも同様に侮辱された事に怒っている、デワントンの言葉に惹かれる。

デワントン「これから私達は地球文明の一員になり忠を尽くすけど、侮辱するならば懲らしめないと・・・・・」

メフィア「確かにその通りですね軍曹。」

エリアーノ「ゼントラーディの恐ろしさを叩き込みましょう。」

と士気を高めた。
もっとも美しい容姿を持つ女性のクローン兵であり、地球人からすればモテる顔であるが。
案外細い体して、案外力がある。
それに案外、怒らすと容赦ない・・・・

それが戦闘用にプロトカルチャーが開発した生物兵器なのであるのだから・・・・・・

デワントンやメフィア.エリアーノは3人揃ってこう言う。
プロトカルチャーが造られし生物兵器いや戦闘種族の誇りにかけての一言。
ゼントラーディらしい信念を・・・・・・・・・・・・・・・・・

              すべては闘争本能の血の誇りのために
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第116話 VAH-1コマンチ飛翔

2017-07-30 15:15:47 | 超時空要塞マクロスサイドストーリーズ
メフィアのVAH-1コマンチの試乗し実際に動かすためにシャフトが上げられる。
直ぐ様離陸出来るように準備がされていた。
実際に乗って覚えてしまい、明日の出撃に備えてもらう。

と言う考えからである。
デワの要望であるのと同時に桐原の考えからである。
もっともメフィアだけではなくエリアーノにも覚えてもらうわけである。

しかし・・・・・・

メフィア「えぇぇ・・・・・とどうやって動かすんだろう。」

デワントン「はぁ?この操縦桿と言う奴よ、武装も攻撃出来るボタンもあるわ。」

メフィア「ありがとうございます、軍曹。」

メルトランであるが故、いざ操縦となると動かせない。
バルキリー操縦経験があるデワントンは操縦桿はこれとか教える。
無論、同様に分からないであろうエリアーノも連れて・・・・・

桐原中尉「一応明日作戦で直ぐ覚えろ!」

メフィア「サ・エスケスタ。」

桐原もメフィアの教えに入る。
もっとも明日が南米戦線解放作戦の決行日である。
すぐ技術を覚えてもらわねばならない、あまり詳しくない機体だが。
バルキリーと操縦形態が同じである、出来る限り知識を詰め込んで出撃してもらわねば。
無論、エリアーノにも・・・・・・

メフィア「これですか?」

桐原中尉「そうその手だ、後は飛ばすだけだ。できるか?」

メフィア「はいやってみせます。」

メフィアに操縦方法を懸命になって教える中・・・・・

「異星人の女が先行量産型と言うおもちゃに乗るとはいい御身分だな。」

「もっとも1ヶ月近く前に俺達の同胞の殆どの殺した宇宙の悪魔の分際でな。」

「ホント、迷惑なのよね。あんた達、ゼントラーディは・・・・」

と男女の柄の悪い若い兵士が現れた。
父の話によればゼントラーディ人に対しいい感情を持っていない面々だと言う。
もっとも家族や友人などを失ったり、異星人だと言う事で嫌ったりと・・・・・・

桐原はこのような感情を持っても仕方がないと思っているが。
これもいつまでも同じようにいかない・・・・・・・・
いつか改善すればと思っている・・・・

ただし、害を及ぼす者以外の話であるが・・・

そう思い、穏便に解決しようと試みるが・・・・・・

「桐原中尉、この異星人の女をこの先行量産型のおもちゃから降ろせ!」

桐原中尉「断る、明日の作戦に支障が出る。君達こそ、とっとと去りたまえ!!」

「なんだと・・・・・イエローモンキーめ・・・・」

「基地司令代行の息子だからっていい気になるなよ!!」

桐原中尉「何!?」

中々そう簡単に解決にしそうにない、それにイエローモンキー。
まだ言っていやがったのか、こいつらは・・・・・・・・・・
桐原は腹を立てるが・・・・・・・・・・・・ある事を思い付く。

桐原中尉「お前らコマンチガンナーらしいな。」

「あぁそうだよ、コマンチガンナーだ・・・・・どうしたジャップ」

桐原中尉「だったらそこまで自信があるならば、デワ達と相手したらどうだ?」

「何?」

それはこの若い男女の兵が先行量産型コマンチのパイロットだと知り模擬戦で勝負したらどうだと言う事だ。
無論、ここは実力勝負.そこまでゼントラーディ人が憎ければ自分の手で倒せばいい・・・・
正確に言ってしまえば、模擬戦での話であるが・・・・・
戦闘種族であるゼントラーディ人に喧嘩を売るのであるからには相当の自信があるに違いない・・・・

だったらやってもらうと・・・・・

「誰がやるか!!」

桐原中尉「大口を叩いておいて、逃げるとは・・・・はははははは。とんだ小物か・・・・・」

「なんだと!!」

桐原中尉「だったらどうする?貴様も軍人であろう、大口を叩いてデワ達に文句を言える立場になるには・・・・・少しは戦士としての意地を見せてからだと思うがな・・・・・・」

桐原は断ると見込んでいた若い男女の兵を挑発し、乗っかるように誘導するう。
目論見通り若い男女の兵士達は反応する。
そして止めには・・・・・・・・・

桐原中尉「言っておくが、俺はデワ達と殺し合った事がある。その経験がない奴にどうこう言われる筋合いはない!更に言ってしまえば、同じ軍に所属する仲間を罵声を浴びさせる行為はプロ失格である!!」

「ホザケ!!だったらやってやるよ、ジャップよ・・・・この異星人女を倒せば文句無しだな。」

桐原中尉「あぁ・・・・・ただ言っておくが、君達が何を言っても我々は気にしないがな。」

「なくぅ・・・・・・・ふん、いくぞアリス・キルパー。」

「あぁ・・・」

若い男女の兵士達は基地の仮設滑走路にある迷彩色をした先行量産型のコマンチに乗りこむ。
無論、連中も明日の作戦に参加する兵士の一組なのであろう・・・・・・・・
直ぐ様銃弾をペイント弾に切り替える。

桐原中尉「デワ、メフィア.エリアーノ君達は戦う事になるがいいのか?」

デワントン「構わないわ、久しぶりに暴れたいと思っていましたから。」

メフィア「それに実戦の訓練の役に立つので、きっちりやります。」

エリアーノ「私達ゼントラーディを馬鹿にした報いをあいつらに晴らしてやります。」

桐原中尉「いい心構えだ、直ぐさま後の機を出すぞ!」

『はい!!』

デワントンやメフィアそしてエリアーノはやる気に満ちていた。
ゼントラーディを侮辱した事に対する報いと、久しぶりに闘争本能を発揮したいゼントラーディの血から・・・・
ゼントラーディ人は誇り高き戦闘種族なので、今の発言にいら立っていた。

潰してやりたいと・・・・・・・
こうして演習を設ける事によってその願望を果たす事になる。
デワントン達戦闘種族ゼントラーディ人からすれば願ってもいない状況であった。

「中尉、他の2機リフトあげました。」

桐原中尉「よし、ペイント弾の装填を急いでくれ!」

「了解しました。」

デワントンやエリアーノが乗る予定のコマンチが地上に出てくる。
思う存分に戦え、そして明日に備えろ!!

桐原は予想もしていなかったハプニングを利用しデワントンらのコマンチの技術を覚えてもらとうと思った。
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夏目吉信

2017-07-30 09:54:27 | 戦国武将・戦国姫図鑑
夏目吉信
【諱】吉信
【苗字】夏目
【朝臣】源
【通称】次郎左衛門
【生没】1518年ー1573年
【父親】夏目吉久
【母親】水野氏
【兄弟】夏目吉重
【正室】松下之綱の娘
【子息】
夏目吉治
夏目吉季
夏目信次
夏目吉忠
夏目吉次
女(中根可堅室)
【解説】
源満快の末裔で夏目国平を祖とする夏目氏の嫡男として生まれる。
松平家の譜代の家に生まれ、独立後家康の家臣として活動し。
三河長沢城攻めで軍功を上げ、板倉重定を攻めた三州八幡合戦の際には、今川軍の攻撃で家康方が総崩れになったときに、後殿を務めて、国府までの間、6度踏み止まり奮戦した。
後に家康から軍労を賞され備前長光作の脇差を賜った程、信頼を寄せられていた。

だが

三河一向一揆が起こると一揆側に加担し、鎮圧側の松平伊忠に囚われる。
除名され伊忠に使え、後日正式に家康の直属の家臣に復帰した。
三方ヶ原の戦いの時、吉信は浜松城の留守居をしていたが敗北が確定した家康の救援に向かう。
退却を進言するが聞き入れてもらえず、突撃しようとしたため強引に馬の向きを変えさせ。
自らは25騎を率いて、家康の身代わりになり殿を務め壮絶な戦死を遂げる。

後年息子の吉次は、口論となった同僚を斬り殺し出奔し名前を変えて徳川家に仕えてたが関ヶ原の戦いで家康に露見するが。
別に気にせず、大坂夏の陣では家康は吉次に対し

今こうしていれるのもお前の父のおかげだ、感謝している。

と礼を述べた。

【子孫】
吾輩は猫である 明治時代の文豪 夏目漱石は子孫である。
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種子島時尭

2017-07-30 09:33:57 | 戦国武将・戦国姫図鑑
種子島時尭
【諱】時尭
【苗字】種子島
【朝臣】平
種子島氏
【生没】1528年ー1579年
【父親】種子島恵時
【母親】島津忠興の女
【兄弟】
種子島時式
日法
【正室】にし(島津忠良の娘)
【子息】
女(伊集院忠棟室)
円信院殿(島津義久室)
種子島時次
種子島久時
【解説】
種子島の領主.種子島恵時の嫡男として生まれる。
16歳の時にポルトガル人が乗っている明船が辿り着き、鉄砲を持っていた。
実演した際鉄砲の圧倒的な威力に魅了され、2丁の鉄砲を数億円の価値がある二千両の大金による購入を決断する。
一丁は国産生産のため八板金兵衛に調査の上、国産鉄砲を製造し残りを将軍足利義晴に献上した。
島津忠良の娘を娶り、島津貴久に従い大隅国攻めに参加した。
正室との間には2人の娘を儲けたが、敵である禰寝氏の娘と密かに側室として迎えて激怒させ離婚して出て行ってしまう。
家督は次男久時が継承、1579年没。
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真柄隆基

2017-07-30 00:47:40 | 戦国武将・戦国姫図鑑
真柄隆基
【諱】隆基
【苗字】真柄
【通称】
【生没】不明ー1570年
【父親】真柄直隆
【母親】不明
【解説】
父直隆や叔父直澄と同じく大太刀を振るう怪力無双の者。
足利義昭が朝倉家を御前で黒い卵形の大石を数十回空へ向けて投げ飛ばし、豪傑ぶりを披露しており。
父ゆずりの豪の者であった。
姉川の戦いで父と共に奮戦するが、父が戦死しその最期を見届けようと引き返したが敵に斬られて戦死した。
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真柄直澄

2017-07-30 00:47:05 | 戦国武将・戦国姫図鑑
真柄直澄
【諱】直澄
【苗字】真柄
【通称】十郎左衛門
【生没】不明ー1570年
【父親】不明
【母親】不明
【兄弟】真柄直隆
【解説】
兄直隆と同じく五尺三寸の大太刀を振るう猛将。
兄同様.越前国に滞在していた足利義昭に、九尺五寸の巨大な刀を披露した事がある。
姉川の戦いの戦いで織田・徳川連合軍を相手に奮戦するも兄の直隆や甥の隆基.共に討ち死にした。
兄とかぶる事が多く同一説がある。
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真柄直隆

2017-07-30 00:46:10 | 戦国武将・戦国姫図鑑
真柄直隆
【諱】直隆
【苗字】真柄
【通称】十郎左衛門
【生没】1536年ー1570年
【父親】不明
【母親】不明
【兄弟】真柄直澄
【子息】真柄隆基
【解説】
越前国真柄荘の国人。
朝倉氏に従属しており、軍役を一部負担するだけ被官であった。
そんな直隆だが朝倉家中でも武勇に優れており身長2m越えており黒鹿毛の馬に跨り、越前の刀匠千代鶴国安の作による五尺三寸もの太刀「太郎太刀」を振り回す豪傑であり。朝倉家に身を寄せた足利義昭に披露している。
姉川の戦いで敗色が濃くなり撤退する朝倉軍の殿を務め単騎で徳川軍に突入し八段突破した所で戦死した。
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第115話 メフィアとVAH-1コマンチ

2017-07-30 00:01:08 | 超時空要塞マクロスサイドストーリーズ
空挺(エアーボーン)の事を理解していなかったデワントン達のために桐原は説明しようとするが・・・・
当の本人たちは振り返った途端、いなくなっていた。
桐原は一体何処にいるのか周りを見渡すと、デワントンらはあるヘリコプターの前に群がっていた。

なんでヘリコプターに興味あるのか確認しようと近づくが・・・・ある事に気がづく。
良く見たらこのヘリコプターはただのヘリコプターじゃない。
それに一度、こいつ救出作戦で見た事があるし・・・・・・・・
その事を考えると頭の中をフル回転させ思いだそうとする。

桐原中尉「思いだした、VAH-1コマンチだ!」

考えた末に出てきたのは救出作戦で行動を共にした可変攻撃ヘリコプター(ヴァリアブル・アタック・ヘリコプター)。
ASS-1(SDF-1マクロス)が落ちる3年前に開発されたステルス性能が反映された偵察攻撃ヘリコプター。
アメリカ先住民族コマンチ族の名を持ち、その後可変攻撃ヘリコプターに改造されたVAH-1コマンチ。

もっとも試作1号機と試作2号機は欧州方面軍に配備されているが・・・・
こいつらは先行量産型・・・・・・

あんまり意識していなかったせいで記憶になかったが・・・・・
デワントンが興味を持つとは・・・・・・と桐原は想像もしていなかった。

デワントン「これって使う人いますか?」

「使い人って?別にいないですけど・・・・・・」

デワントン「そうですか・・・・・・数は5機・・・・・・デストロイドと言う兵器よりはいいかもしれないわね・・・」

デワントンらはVAH-1コマンチの周りを見渡している。
そもそもこのコマンチは先行量産型の予備機であり、保管されていた物らしい。
整備されているが、南米方面軍司令部にはコマンチ用のパイロットの数が少なく。
5機程、あまりが出たらしい。

「乗ってみますか?」

デワントン「いいんですか?」

「えぇどうせ乗り手のいない予備機です、使ってやった方もこいつも喜びます。」

様子見ていると整備兵がデワントン達に乗ってみないかと誘われる。
デワントン達は誘われるやいないや凄く喜んで、コマンチのコックピットに乗りこむ。
もっとも喜んだ人物がいる・・・・・・・

メフィア「凄い・・・・・クァドランとは違う操縦方法。」

メフィアである。
初めて乗る数か月前は敵軍の兵器であったVAH-1コマンチ。
クァドラン・ローとはまったく違う操縦系、魅了されるようなコックピット。

メフィア「操縦方法は・・・・・これか・・・・・」

コックピット内で見つけたマニュアルを読む。
いくら言語翻訳機を使っているとは言え、地球の文字は分からない・・・・
だが分かるのは操縦方法がなんなのか説明している部分であった。
B・G・Hのボタン(Hはヘリコプターを意味)がある、つまり言うと・・・・・・

デワントン「変形じゃないの?」

メフィア「わっデワントン2級空・・・軍曹。」

と変形である、バルキリー操縦経験のあるデワントンが答えてしまったが。
なんとなく理解できる、エリアーノも同じように理解する。

デワントン「驚いてどうするのよ?」

メフィア「申し訳ございません。」

デワントン「別にいいわよ。」

慌ててしまった事をデワントンに謝罪するが、デワントンは気にしてない。
デワントンが別のコマンチのコックピットに乗り込み機体を確認しはじめると。
デワントンの言葉である程度、この機体の特徴を覚える。

メフィア「よっと、へえ武装はないが・・・・・・・ミサイル装備か・・・・・でもマイクローンは恐ろしい存在だから、武装はあるだろうね・・・・・・・」

メフィアは一回コックピットを降りて武装を確認する。
これから自分が乗る機体かも知れないので、細かくチェックする。
見ただけ武装は隠されていそいうなので専門職に聞く。

メフィア「ちょっとすいません。」

「はいなんでしょう?」

メフィア「機銃って何処にある?」

「バルカン砲ですか?収納式になっています。腕に装着していますが、基本装備VF-1バルキリーのガンポッドと同じなので、今は装着してませんね。」

メフィア「そうですか、えぇとこの場合はありがとうございます。」

「いえどうもお役に立てて光栄です。」

専門職(整備兵)の話を聞いたメフィアはふふんと言う顔をして全てを理解する。
むしろ、この機体が気に言ってしまった
となると・・・・・・・・・

メフィア「桐原中尉はいますか?」

桐原中尉「俺か?」

メフィア「中尉は基地の偉い人と関係がありそうだからこれに変更できないか頼める?」

桐原中尉「変更か?やってみないと分からんが、分かった試しに聞いてみる。」

機種変換を桐原に要請する。
それを聞いた桐原は父のいる茂政の所へ向かう。
行っている最中、メフィアはコマンチに見惚れる。

この最高な機体を乗りこなして見せたいと。

エリアーノ「メフィア、なんか見る目が違うね。」

メフィア「そう?別に何にも変わらないわん♩」

エリアーノ「いや変わっているだろ、いろいろな面で。」

コマンチを気に入ったメフィアの顔にエリアーノはドン引きする。
本当にVAHー1コマンチを気に入ったのである。

その後。

桐原中尉「結果、航空運用に関して適切な処置なので使用を許可するそうだ。」

メフィア「本当ですか?」

桐原中尉「キチンと命令書が出ている、ちゃんとサインと印鑑つきだ。」

正式にメフィアの要望通りデワントンやエリアーノにVAHー1コマンチの使用権が認めらる。
以後、軍事行動ある場合はこれを使って戦闘に参加する事になる。
メフィアの我儘であるがデワントンやエリアーノは反対しない。

むしろ我儘が通ったおかげでわけの分からない空挺(エアボーン)をしなくてすむ。
それだけであった。

メフィア「じゃあ早速動かして見るかな、動かせる?」

桐原中尉「司令部の上空ならばな。ハッチオープン、シャフト浮上。」

メフィアの要望により、機体の試乗するためゲートが開けシャフトが浮上する。
桐原もメフィアになれない機体を覚えるのがいいと、整備兵に命じシャフトを浮上させた。
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