住まい造り・・・・・開放感のあるキッチンスペースは、
理想ではありますが、現実の暮らしと比較してどうなのかは
キチンと考えておかないと、
生活を始めてから「その内容のギャップ」に気づくこともありますよね。
各家族・・・・家庭での価値観の中でのセレクトですが、
「暮らしとはかけ離れた選択」。
そうならないように「事前」にイロイロな選択の仕方がある事を
じっくりと考えておくことは大切ですよ。
一般的なセオリーの内容も大事ですが「実際の暮らし」の部分・・・・・・。
建築的な採光の工夫と色づかいで閉鎖的なキッチンも
イメージが変わりますよ・・・・・。
他のスペースとの一体化も視野に入れつつ、
建築的工夫で閉ざしながらも開放感をつくるようなプランでの投入を考えて、
クローズされていても明るいキッチンスペースに・・・・・・・。
調理中の煩雑なキッチンカウンターをリビング側からも見えないように、
そしてその「個室感」が必要なケースによっても・・・・・。
キッチンをできるだけ隠したいという価値観、
でも開放感もリビングやダイニングとの一体感が・・・・という場合。
壁の考え方を、ガラスや建具で自由に仕切りを移動できるように
するだけで閉塞感の無い、オープンなキッチンと変わらない一体感が
生まれますからね・・・・・・。
隠したいときに「サッ」と仕切れるように、
実体のある壁とそうではない壁のつくり方のバランスもありますが、
あとは存在感を薄くする「キッチンの色づかい」。
薄い色づかいは、空間を広く見せる効果と明るさを呼び込む効果があります。
明るさを演出する色選定をするだけで、
「圧迫感」も低下しますよ・・・・・。
クローズスペース(閉鎖された空間)のデメリットを、
メリットに変換する工夫はイロイロとありますからね・・・・・・・。
生活の基本を軸に、よい意味で質が上がるキッチンスペースのつくり方を
しっかりと考えておくことが、「暮らし」と「家事」の「質の良さ」にもつながりますからね。
Produce Your Dream>>>>>-----------------------------
建て主目線+αの提案・・・「建築と住まい手とその暮らしを豊かに」
やまぐち建築設計室ホームページ http://www.y-kenchiku.jp/
gooブログ http://blog.goo.ne.jp/2145arc2
--------------------<<<<<Yamagucih Architect Office