設計とデザインのチカラで
注文住宅独特の
暮らしの空間を上質に整えてみませんか?
※玄関ホール設計デザイン事例
よく考えられた家を建てると
暮らしが楽しくなる・・・・・。
今や新築でもリノベーションでも
必須スペースになりつつある
玄関クロークや玄関収納。
自分達家族の「サイズ」と生活の基準を
整理整頓する事が先ずは大切。
※家族玄関側から玄関ホールを視界に玄関クロークと玄関収納
生活のスタイルや
アウトドアのある暮らし
家で過ごす時間の変化等
様々な要因もありますが、
靴以外にも
傘やコート、花粉症対策
ベビーカーなど、
持ち物や環境が変化したことで
従来とは全く異なった
自宅での物量も関係していますよね。
※家族玄関周辺と玄関クロークと玄関収納・玄関土間収納
※家族玄関周辺と玄関クロークと玄関収納・玄関土間収納
※家族玄関周辺と玄関クロークと玄関収納・玄関土間収納
物で溢れかえる
玄関やその周辺に
このような収納スペースは
便利ですよね。
そんな玄関クロークと
いわれる収納で
注意したいポイントを
いくつか・・・・・。
クロークの大きさに注意。
まず、玄関クロークや
玄関収納を計画する場合、
基本的な事ですが
どのくらいの大きさにするか?
は重要なポイントです。
木造住宅の場合、
基準寸法が910mmとなる事が
多くあります。
勿論「これありき」ではないのですが
基準寸法の角度から考えると
それがまずスタートラインなので。
玄関クロークの大きさの
どこに気をつけるか?
と言いますと「幅」です。
住宅の場合は内寸法と言われている
実際に使用できる幅は
壁の中心間距離910mmの場合でが
約750mm程になります。
これは、一般的な
廊下の幅くらいのサイズです。
その場所にハンガーをかける
パイプやカウンターなどを付けてしまうと
実際に使用できるスペースが
限られてきます。
約1.5倍の1,365mm程度取ってあると
カウンターとパイプスペースを
取り付けても余裕を持った
スペースとなるので
クロークや収納内で
人が移動できる構成に近づきます。
寸法の基準と人の移動は
癖や移動の動作での大小関係
元々の稼働領域等の
存在があるので
十分考えなければいけませんよ。
そして、玄関クロークに
建具(扉)を取り付けるかどうか?
玄関の横に作る事が多く、
玄関の広さが十分ではない場合、
玄関クロークの建具(扉)が存在する事で
狭さのイメージを持ってしまう事もあります。
それと・・・風通しですね。
強制的に換気扇を
計画する場合もありますし
風通しを考えた窓を設置する場合もあります。
でも、その場合は閉め忘れ等も
多発するので
考え方として、
建具(扉)を付けずに
ロールスクリーンや
オシャレな暖簾などで
エリアを区分する事も多いです。
ただ、どうしてもスッキリと
見せたい場合は
やはり建具が仕切られた
方がいいですよね。
玄関から直接の出入りの場合は
靴の裏についた汚れや細かな石なども
持ち込む事も有るので
扉は空中に浮かすか
レール部分等が直接汚れにくい位置に
取り付けする計画を視野に。
出来る限り引き戸がおススメです。
雨の日や匂いが籠りがちな日は
開けっ放しにする事でも
扉が邪魔にならないので・・・・・。
先の文章にもありましたが
窓を取り付けるかどうか?
という考え方。
窓があると日中は
電気を付けずに利用でき、
更に風通りも良いので
匂いも籠るのを防ぎます。
※但し、先にも書いた通り閉め忘れに注意。
現在では換気システムが
優れているため、
匂いや湿気が籠る事は
非常に少ないですが、
日中に暗くならないという事も
メリットの一つ、
そして自然換気に
勝るモノは無いという事。
玄関クロークの位置については
基本的には収納ですので、
あまり人には見せたくない
所でもありますよね。
人は第一印象で
8割を決めると言う事と同じように、
家も玄関を開けた時の
最初の印象で変わってきます。
そのため、ドアを開けて
真っ先に目に入る範囲にある印象が
玄関クロークの見える「いかにも」という
雰囲気というのは
出来るだけ避けたいですね。
雰囲気は大切という事で・・・・・・。
そして、玄関クロークを
ウォークスルーにする場合
来客用玄関と
家族が使う日常の玄関と
2つの動線があると楽ですよね。
実際に、
1)玄関クローク→キッチンやパントリー、
2)玄関クローク→洗面脱衣所、
と言った水回りの動線を
考える事もよくあります。
しかしここにも注意点があり、
あまりそれを意識をし過ぎると
玄関が小さくなったり、
逆にすべてが大きくなりすぎたり
暮らし動線が悪くなったりと
残念な住宅になってしまう
可能性があります。
住宅を検討する際は、
図面を見てイメージする事も良いのですが、
一番良い事は
自分の暮らしぶりを
しっかりと見直しながら
現在の問題点を解決する為の
生活スタイルを話し合う事が
大切なのではないかと思います・・・・・。
暮らしの環境は理想だけで
つくりあげると「失敗」に近づきますよ。
理想と現実の程よさを
計画に落とし込むよう・・・・・。
良い意味で暮らしに影響があるように、
そして、
そんな場所を
設計で整えるように・・・・・。
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建て主目線+αの提案・・・・・。
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