奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

毎日の過ごし方と生活の価値基準・・・・収納整理と片づけ方次第で日々過ごす空間が広く感じてスッキリ心地よく感じるように間取りと収納のバランスに片付けのデザイン設計。

2021年03月02日 | 暮らしの事イロイロ

設計とデザインのチカラで

注文住宅独特の

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ 

※開放的なLDK空間とリビングアクセス階段の設計デザイン実例

 

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる・・・・・。

 

毎日の暮らしの中で、

「片付け上手な人」と「片付けの下手な人」が

いらっしゃいますよね。

※開放的なLDK空間とリビングアクセス階段の設計デザイン実例(階段下部にリビング用収納棚)

 

LDK空間には物が集まりやすいので

予めの収納計画も間取り構成には

大切だし、持ち物や使う時間の

個別の差を意識した収納計画のデザインは大切。

 

よくある建築計画論や

コンサルの教育を受けた

しゃべる人たちの「10%~15%」は

当てにはなりませんから・・・・・・。

 

暮らしの実際を分析していますか?

 

私はどちらになるかは

さておいて、

その違いについて色々と「暮らし」を

デザインする立場から・・・・・。

※開放的なLDK空間とリビングアクセス階段の設計デザイン実例(階段下部にリビング用収納棚)

 

空間づくりの際に

客観的に収納について

いつも考えています・・・・・。

 

全員が同じように片付けをするのか?

というとそうではなく、

皆さん家庭環境や

これまで暮らしてきた生活習慣

物量の違い等があり

片付けの割り振りも

収納スペースの使い方も随分違います。

 

片付けが上手、下手の部分については

住まいを新築する際、

リノベーションする際には現実的に

お話しをさせていただくようにしています。

 

そうでなければ「後」が困りますよね。

 

基本的に片付けが下手な場合

その特徴として

要らないものを捨てられない

いつか使うかも

とか

思い出が有り捨てられない

などの様々な

思いが重なり

捨てる勇気が出せないでいます。

 

片付け場所が

シンプルではなく

複雑になっている事もそうですし

物が整理されないまま

あちこちにあるので、

一見片付ているようにみえても

なかなか収納物を

探しだせなかったり、

探している途中で散らかったり

同じ物がいくつも出て来ることも

よくありますよね・・・・・。

 

あと、ソファーふテーブルが

物置き代わりの

スペースになっていたり。

 

使い終わったものが

そのままになっている事も多く

使い終わった時に

直ぐに元に戻せばいいのですが

後から戻そう

とか

またすぐ使うし

とか

理由を付けてそのままになっています。

 

片付け上手は

空間利用がうまい一方で、

片付け上手な人は、

まず物を見直すことから

始めています・・・・・。

 

また、空間の有効利用を考え、

自分が使いやすい、

動きやすい空間をつくっています。

 

よくあるノウハウ本にもありますが

まず3つに分類する

片付けたいモノを全部出して、

今使っている

今使っていないから処分

使っていないけど処分に迷う

の3つに分けます。

 

使っていないけど処分に迷うモノは、

迷うという判断が

できていると考えます。

 

袋や箱にひとまとめにして、

目につく場所に置いておきます。

 

すぐには捨てられなくても、

なくても困らない

と気付けると、

処分することが出来ます。

 

収める事・・・・・。

今使っていると

判断したモノだけを、

もとの収納場所に収めていきます。

 

特によく使っているモノを、

一番手の届きやすい場所に収めておきます。

 

使用頻度の低いモノは、

高い位置や収納場所の奥の方でも

問題ありません。

 

ものを循環させるという事。

 

循環には使ったら戻すと

ひとつ買ったらひとつ減らす

という2つのやるべきことがあります。

 

使ったら戻す

については、

当たり前といえば

当たり前なのですが、

モノを出して使い終わったら、

元の場所に戻すという作業です。


 

ひとつ買ったらひとつ減らすは、

買物の前に処分するモノを

決めておいて、

新旧を交換させるつもりで、

家の中のモノの

総量を増やさないようにすることです。

 

不用品の処分は、

人によっては難しいと思います。

でも

自分にとって不必要なものを手放すことで、

片付けや整理整頓が

楽しいと思える環境はどうですか?

 

好きなモノに囲まれつつも

すっきりとした場所で暮らすのは

掃除をして気持ちが晴れた気分になるのと

似ている様に思いますよ。

 

実情の暮らしと物の総量を

整理整頓することで

家づくりの際には

新たな価値観と過ごし方も

見つかりますよ・・・・・・。

 

自分にとって心地よく過ごせる空間は

生活感をどのように意識するのか?

によって随分変わりますからね。

 

床の見える範囲が広くなると

意識的に暮らしの空間も

拡張されます。

 

生活に必要な物量を

意識して

スッキリとした空間の価値を

考えてみませんか?。

 

良い意味で暮らしに影響があるように、

そして、

そんな場所を

設計で整えるように・・・・・。

 

ご相談、面談のご希望は

ホームページ「お問い合わせ」から。

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office

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