奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

住まいの設計とデザイン、間取りと暮らしの環境計画に暮らし方の変化・・・社会の変化も暮らしには様々な影響がありますが過ごす時間と場所の変化も視野に自宅とオフィスの関係。

2021年03月12日 | 家 住まい 間取り プラン

設計とデザインのチカラで

注文住宅独特の

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ 

 

※寝室の一角に設けたスタディースペース計画時内観CG(コロナ禍前の計画)平成25年~平成27年案件

 

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる・・・・・。

 

この一年で「コロナ禍」だけの

影響ではありませんが

自宅勤務や

テレワーク、リモートワーク等が一般的になり

自宅を考える際は勿論ですが、

僕たちにとっては随分前から

(ブロードバンド化してからのSOHO住宅など)

思考の中には会った内容ですが

従来はあまり「間取り計画」に

最初の段階での理想や希望に

含まれていない要素が

ここ最近は含まれるケース、

多くなっていますよね・・・・・。

※吹き抜け空間の設けたキャットウォーク兼書斎スペース計画時内観CG(コロナ禍前の計画)平成29年~平成30年案件

 

そういう事もあり

テレワーク等に適した

家づくりについてのお話しを少し。

※リビング空間リビングアクセス階段下ワークスペース計画時内観CG(コロナ禍の計画)令和2年~

 

テレワークがしやすい

家づくりにするためには

仕事がしやすい環境である事は勿論、

家事との両立や

住み方の本質を崩さずに

暮らしやすいかどうかを

きちんと考える必要がありますね。

 

テレワークがしやすい部屋の間取りは、

第一段階の考え方として

自宅に仕事用の

スペースを設ける必要があります。

 

しかし、

ひとりひとりの生活や

住環境によって

適した仕事用のスペースは違いますよね。

 

テレワークに適した

といっても、

それぞれ生活の環境も異なるので

仕事部屋のつくり方や考え方を

複数で紹介しようかと思います。

 

1つ目は、

個室を仕事部屋にする事です。

 

仕事中はとにかく集中したい

という方は

個室を仕事部屋に・・・・・。

 

食事、憩い、リラックス、

睡眠・・・etc。

 

仕事をするときのスペースは

それぞれ分けられているのが理想。

 

そうすることで、

テレワークで家にいることが多くても

メリハリのある生活習慣が

実現できますよね。

 

また、家族であっても

他に聞かれてはいけない

オンライン会議の内容を

外に漏らさないだけでなく、

家族の話し声や生活音も

気にせずに作業がしやすいですよね。

 

住まいの新築やリノベーション

基本的なリフォームの際は、

仕事用の専用の個室を計画する事を

検討してもいいか知れません。

 

2つ目は、

半個室の部屋を計画して

仕事部屋にする事です。

 

部屋の一角や

階段下のスペースにデスクを置き、

周りに仕切りを設置して

半個室のようなスペースを

計画する方法も可能です。

 

専用個室を利用するのと比べると、

周りの音が聞こえてしまいますが、

仕事用スペースとして

環境によっては十分に利用できます。

 

個室を用意するのが難しい場合は、

検討してみてもいいかと思いますよ。

 

3つ目は、

ロフトやスキップフロアを

利用することです。

 

スキップフロアとは

同じ階の中で、

床が少し高くなっている場所のことです。

 

ロフトやスキップフロアが

家にある場合・・・又は

これから計画する場合は、

高さの違いを利用して、

そこを仕事場にするということも

検討してみるのもよいかと思います。

 

空間が完全に仕切られてはいませんが、

縦方向に段差があるため、

その部屋に入ることで、

心理的にオンとオフの

切り替えがしやすくなりますし

視界を調整する事で

集中しやすい

環境も生まれたり・・・・・。

 

また、家族の気配を感じやすいため、

仕事をしながら

家事をしたり

子供の世話をしたりする

必要がある場合に

動線的にも良いかもしれません。

 

4つ目は、共用スペースに

仕事用スペースを

計画してしまうことです。

 

廊下や部屋の一角にデスクを置き、

仕切りはせずに

仕事用スペースとして利用します。

 

この方法なら、

家事をしているときの

ちょっとした合間にも

仕事を進めやすいです。

 

仕事をしているが、

子供がいて頻繁に移動しながらも

気にかける必要がある方には

そんな方法も一つの価値かも知れません。

 

ただし、家族の会話や

生活音が聞こえやすく、

オンライン会議の内容も

家族に聞かれやすいので

仕事の内容や状況により

注意が必要ですよね。

 

勿論「離れ」という計画も・・・・・。

 

そして、

テレワークで家に居る時間が

長期になる場合等

並行して考えておかないといけないのは

物量の変化です。

 

特に毎日必要となる

生活必需品などについて・・・・・。

 

収納の具合等もこの一年で

変化していませんか?。

 

パントリー等の食品や調味料、

調理器具を収納できる場所、

日常的に使用頻度も高く

物理的に減っていく品物など

意識する内容も色々とあるかと思いますが

家事負担が減り、

家での仕事がしやすくなる要素は

皆さん異なります。。


外出自粛等の環境変化も含めて

これからの生活環境

皆さんはどんな基準の影響下で

暮らしを考えるべきだと思いますか?

 

スタンダードは常に変化します。

家族の成長も社会の環境も

すべてそうです・・・・・。

 

でも、一番大切なのは

キチンと暮らしの状態を

整えることが出来るのかどうか?

 

ぎくしゃくしない暮らしの環境。

 

環境と印象が気持ちにも

変化を与えますから。

 

良い意味で暮らしに影響があり、

そして、そんな場所を

設計するまでの時間の検討には

暮らしの側面を毎回

丁寧に盛り込んでいますよ・・・・・。

 

ご相談、面談のご希望は

ホームページ「お問い合わせ」から。

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office

 


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