質の良い設計とデザインで
人生の潤いを生み出す
暮らしの空間を丁寧に・・・・・。
※母屋と別棟で(車庫棟)計画した設計デザイン事例・門屋周辺前は舗装してカースペースに
家づくりで見落としがちなのが
意外に・・・外構(エクステリア)かもしれません。
※門屋塀横の電動スライドゲートを開閉することで奥につながるスロープで車が車寄せにアプローチ出来るプラン
内装やインテリアは
一生懸命に考える時間を取るかもしれませんが、
庭を含めた家の外観や外回りの
使いやすさを見落としている
ケースは少なくないように思えます。
※門屋塀横の電動スライドゲートを開閉することで奥につながるスロープで車が車寄せにアプローチ出来るプラン
※夜間はガレージ周辺も暗くならないように車庫周辺にもセンサー式と時間タイマー式の照明を併用
私の計画の場合は当方で計画外だったとしても
家の間取りと配置(レイアウト)としては
仮に・・・ということも踏まえて
家づくり本体の余白として「外構」を視野に
提案はさせていただいています。
※こちらの住まいも同様ですが家の前にはオープンのカースペースを設けスライドゲートの奥に車庫棟を設計
※母屋本体の奥側に棟別のガレージ棟(車庫等棟)を設計
窓の外の事も大切ですし
家の玄関と駐車スペースの事
出入りのしやさも家の間取り同様に
重要ですから・・・・・。
予算の都合で外回りは将来、
落ち着いてからというケースもよくあります。
※ビルトインガレージとして家本体に駐車スペースを組み込んだ電動シャッター式のインナーガレージ(車庫)
しかし、将来的にという場合でも、
新築のプランの段階または
住まい全体のリンオベーションで
暮らしの環境を整えるケースでも
しっかり家の外部についても
考えておくことが大切です。
※夜間は出入りがしやすいようにこちらも車の移動範囲を広く確保・夜間も周辺をタイマー式・感知式で出入りもしやすいように
外構(エクステリア)の中でも
特に駐車スペースは注意が必要です。
「車庫」とは屋根や壁などがある車を入れる建物のことで、
「ガレージ」も同様に使われることが多く、
住宅と一体化したものは「ビルトインガレージ」と呼ばれます。
※家本体に駐車スペースを組み込んで半屋外のビルトインガレージの設計(半屋外の為、車のドア開閉寸法は兼ねるデザイン)
※夜間は出入りがしやすいようにこちらも車の移動範囲を広く確保・夜間も周辺をタイマー式・感知式で出入りもしやすいように
一方、エクステリア部材などで
簡単な屋根が付けられたものを「カーポート」、
柱や屋根はなくて
車を置くだけの場所を「カースペース」といいます。
※建物本体の前面にカーポートとカースペースを併設した設計プラン
ある程度の車種になると
平均でも全長約4.9m、幅約1.8mになります。
※建物本体の前面にカーポートとカースペースを併設した設計プラン(夜間はセンサー式で照明が点灯するプラン提案)
この大きさに、
乗り降りなどをするときに必要な
前後左右のスペースを考えると、
自動車置き場は
想像より大きなスペースが必要になります。
勿論・・・前面道路の幅や
土地と道路の関係性によっても
出入りのしやすさや危険度の高さも異なり
実際にどれぐらいのスペースが必要なのかは、
駐車する向きや台数、
進入路の状況や車種などいろいろな
要因を考慮して複合的に判断する必要があります。
駐車の得意不得意もありますし
車の乗り降り、出し入れのやり方でも
随分必要なスペースの考え方は異なります。
※自由な出入りと切り返しが出来るようカースペースとしてのOPENスタイルの駐車計画での設計
※夜間は建物の窓などから明かりが漏れることでカースペースが暗くならないように(ポール式等だと死角となり危険な為)
あらかじめご自身が
どの程度のゆとりが必要なのか?
距離感の違いを含めて
家と土地の関わり方を
知っておくことは大切なことです。
そのため日頃から、
利用するパーキングなどで「駐車しやすい」もしくは
「駐車しにくい」・「出し入れしやすい」
「出し入れしにくい」等と感じる駐車場が
どの程度の広さなのか?
道路への出入りにどんな感覚を持っているのか?
という範囲を知っておくと、
これからの家づくりに役立ちますよ。
家づくりは家本体だけではなくて
暮らし全般の行動と要素を含んで
検討することが大切。
意味を紐解き
丁寧な暮らしが出来るように。
暮らしの空間、
選択と検証の結果に
居心地をゆだねてみませんか?
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建築家 山口哲央
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