奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

設計デザインの事色々と・・・二世帯住宅、単世帯の住宅であっても子供部屋(子供室)、必ず変化する間取りの構成と生活時間のイメージ、過ごす流れをイメージする事。

2019年07月24日 | 設計の事デザインの事

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※二階間取り鳥瞰図

 

少し先の融通性を

住まいの間取り計画に盛り込むように・・・・・。

 

住まいの使い方は、

家族のライフスタイルによって

少しずつ変化していきますよね。

※一階間取り鳥瞰図

 

今と20年後を比較すると、

あきらかに「必要な部屋」は

違ってくると思います・・・・・。

 

もっともわかりやすい例が「子ども部屋」です。

新築当時に子どもが何歳かは家庭によりますが、

子どもはいずれ成長して

家を離れることもあります。

 

単世帯住宅の場合でも

二世帯住宅の場合でも

それは大きな要素となります・・・・・。

 

住まいの寿命からすると、

子ども部屋を「子ども部屋」

のままで使う期間は意外に短く、

役目を終えた子ども部屋が

単なる物置になっている

そういう家庭は少なくないと思いますよ。

 

子ども部屋を計画する場合は

ある程度の融通性と将来的な部分も視野に。

 

現在の子供の年齢や性別等を考えて、

ある程度のフレキシブルな

使い方ができる空間にしておくように。

 

たとえば子どもが2人の場合。

間取りはワンルームにしておいて、

子どもが小さいうちは

2人の共同部屋として使い、

ある程度成長したら

2部屋に仕切る方法もあります。

 

また、造り付け(造作)の家具を設置するなら

分解や移動が可能な作りにしておき、

造り付け(造作)の棚の棚板は

可動式にするなど、

こうした工夫は部屋の融通性を左右する

大事なポイントになります。

 

ワンルームの間取りにしておくと、

子どもが独立したあとは間仕切りを取り払い、

広いワンルームに戻せるメリットもあります。

 

使い道としては書斎やゲストルーム、

夫婦の趣味の部屋などが考えられます。

 

又は、二階にある場合は

吹き抜け空間と出来る「骨組み」に

考えておくなど・・・・・etc。

 

当面の使い勝手だけを考えて

家づくりをすると、

数十年後に

使い勝手の悪い家に

なってしまうかもしれません。

 

将来的にある程度の融通がきく

すこし先を考えた計画設計は、

家を大事に使う手法の一部ですよ。

 

暮らしに心地の提案を

レイアウトするように。

場所と暮らしに応じた価値の提案。

 

沢山の要素を盛り込みつつも

本当に大事な部分を見つめながら

暮らしのプランをより一層「暮らし方」と「fit」するように。

 

生活環境を整えるという事は

そういう事ですから・・・・・。

 

場所の価値の理想と現実を

イメージしながら暮らしの価値観を丁寧に。

 

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

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