奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

収納と暮らしの動線、作業する際の姿勢や片づけの方針・整理整頓出来る環境を整える事の大切な間取りと扉と収納システムの連動性を丁寧に人の動く動作を考えて設計デザインするように。

2022年01月22日 | 暮らしの事イロイロ

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を

設計デザインのチカラで・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※アイランド型キッチン×背面収納(壁全体を覆い可動する収納システム・LIXIL)

 

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる。

 

※アイランド型キッチン×背面収納(壁全体を覆い可動する収納システム・LIXIL)

 

扉と収納の関係性・・・・・。

扉は利用する場所や

収納する物などによって、

その種類を考える必要があります。

 

調理で動き回るキッチン周辺や

ベッドで窮屈になった寝室などは、

両方に開くような

観音開きの扉にすると

開閉時に扉が体に当たり

使いにくい事体が

発生しやすくなりがち。

 

人の移動と動作と

作用する形態の連動を俯瞰にて。

 

良く移動する範囲などには

横にスライドする引き戸が適しています。

 

次に高さですが

高さにおける人の自然な動作領域は、

膝から目までの範囲といわれています。

 

ですからよく使う物の収納場所は

その範囲に計画するとよいのですが、

キッチンなどでは

どうしても高い所を

利用しなくてはいけないケースもあります。

 

そうした場合には、

上から下がるような

昇降タイプの吊り戸棚を検討する事、

つまり収納スペースそのものが

可動するような仕掛けも

使い勝手をよくする方法になります。

 

また収納スペース確保のために

取りあえず押入れや納戸を

という考えも要注意です。

 

奥行きが深すぎる収納は

使い勝手が悪いものです。

 

比較的大きなサイズの物を

収納する場所に

小さな物を収納すると

埋もれてしまいますし

整理整頓が難しくなるケースも

多く発生しますから。

 

このような状況は

不要な物を増やす事や

物が必要な際に見つからない事体を

引き起こす事になってしまうので、

何をどこにどんな風に収納するのかを

事前に計画性を持って収納アドレス(収納場所)を

レイアウトするように。

 

どこへどんな状態で収納する事が

自分達にとって整理整頓しやすく

片付けしやすいのか?

そして収納している物を

どんなタイミングで使い戻すのか?

 

一連の動きをイメージする事は大切。

 

暮らしている時間に

物をどんな風に使っていますか?。

 

キチンと周辺同等に

イメージする事で

普段の片付け状態も変わりますよ。

 

住宅計画での思考の範囲は

家の事を単独で考えるよりも

暮らし全体を丁寧に・・・・・。

 

ご相談、面談のご希望は

ホームページ「お問い合わせ」から。

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線の提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office

 


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