奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

間取りと暮らしと生活のスタイル・・・日常的な人の動きと動線の重要性、設計デザインの勘所・・・過ごし方を意識しつつも移動と目的の関係性を複雑化しない設計の工夫と感度の重要性。

2021年06月22日 | 家 住まい 間取り プラン

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を

設計デザインのチカラで・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※住まい手さんの現在のご自宅へお伺いしての「模型」での新しい家の間取り提案事例

 

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる。

 

家の設計では動線人の動くルート

計画が大切となり、

必要なポイントを

知っておくことで随分と

住んでからの見通しも変わります。

 

大きな建物と異なり、

住宅の動線は

ある程度自由でありつつ

毎日の行動に対応出来る様に

柔軟性も兼ね備える工夫は大切。

 

建物内での人の移動は

どこからどこへ移動するにも、

行動の意味が付いてきます。

 

行動の為の行動(移動)ですから。

ある程度の

選択肢を増やすことも重要。

なので柔軟性が大切・・・・・。

 

注文住宅の動線計画は

家の中に行き止まりをつくらない

回れる移動ルート(回遊性)のある

家とすることを目指すと

比較的暮らしの不便は

解消されやすくなります。

 

壁に対して

ドアの位置やドアの開閉方向

勿論・・・開閉方法も

人の動きと

その周辺を左右するので重要。

 

回れる家(回遊性のある家)とは、

ある地点に行くために

ルートを二つ以上持ちつつ

その移動の途中に

目的用意することです。

 

そして、その住宅での動線計画で

問題となりやすいのが

階段の位置です。

 

玄関から居間を通らないで

2階へ行けるプランは、

家族の連帯を希薄にする動線となりやすい。

 

2階へ上がる前に「どんなルート」を

用意するのか?

によって、スペースも変われば

二階との連動性も変わります・・・・・。

 

階段は通常は一ヶ所という考え方もありますが

場合によっては二ヶ所

の考え方もあります。

 

勿論、法律上の観点から

必要になるケースもありますが

住み方として、生活の改善として

そういったルートを考える事も。

 

家の中で何をしてどんな風に移動するのか?

というところをしっかりと意識するだけでも

間取りの考え方は変わります。

 

生活を支える家事もそうです。

 

家事は一つのことだけを

すれば良いものではなく、

複数の作業を

掛け持ちすることが普通です。

 

家事の中心となる行動も

家族の住み方や

暮らしの内容によって様々。

 

洗濯室の役目や

物干しスペースのある場所も

必ずキッチンの近くが良い

という訳では無くて

暮らし方の価値観や

生活様式によって異なる

家族の過ごし方から分析する事。

 

洗濯物をどのように扱うのか?

当たり前を疑いつつ

どんな暮らしの壁が存在して

どんな風に干渉を促すべきか?

 

間取りと連動した

動線計画のポイントは

単に空間的なものだけでなく、

時間的なことも考慮することです。

 

どんな時間にどこで何をするのか?

同じ部屋であっても

時間的な過ごし方の

違いも存在しますから・・・・・。

 

思考の範囲は暮らしと

その「原因と結果」のつながり

全体に・・・・・・。

 

全ては繋がっていく「行動」の空間に。

 

ご相談、面談のご希望は

ホームページ「お問い合わせ」から。

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office


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