奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

素材と色と質感の検討で暮らしの雰囲気と息づかいが良くも悪くも変化します、設計とデザインの検討の範囲に素材等の「検証」雰囲気づくりにサンプルから引き上げる「要素」の整理に必要な感度。

2022年08月29日 | 設計の事デザインの事

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を

設計デザインのチカラで・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

 

※色サンプル帳(外壁塗装)

※色サンプル帳(外壁塗装)

 

よく考えられた住まい、

「家」を建てると

暮らしが楽しくなる。

※外壁部分選択でのタイル

 

新築やリフォーム、

リノベーション(リノベ)の際に

仕上がりイメージは大切ですよね。

※塗装色サンプル帳

 

中でもご自身の意識の中でズレが

起こりやすいのは「色選び」。

※内装天井・壁材候補のサンプル

 

屋根や外壁にはじまり、

床、天井、壁紙、設備機器類・・・etc。

※内装天井・壁材候補のサンプル・建材ショールーム展示

 

家づくりではたくさんの

色選びと色の決定が必要になります。

※室内水まわり・モザイクタイルサンプル展示・建材ショールーム

 

※室内水まわり商品・設備機器ショールームにてキッチンカウンター材・パネル材検討

 

完成を想像しながらの色選びは

楽しい時間でもありますが、

完成後に「仕上がりのイメージ」が

そのまま「空間」や「佇まい」を

作用する要素として出現します。

※床材フローリング・建材メーカーショールームにて

 

複合体、集合体と

周辺から影響を受ける「反射」が色である。

という認識が重要。

 

色選びで失敗する原因のひとつは

サンプルブック(色見本)だけに頼ること。

 

同じ色でも、

例えば室内と室外で見るのでは

色が異なって見えますし、

色が同じでも

素材によって「表面色」が

異なって見えます。

 

太陽光で見るのか

照明の光で見るかによって

印象は変わるという事です。

 

そして色を採用する

広さによる違い。

例えば、同じ色の選択をしたとしても

ハンカチとベッドカバーでは

イメージが大きく異なります。

※室内壁紙検討

 

色のイメージは

「面積」と「光」に左右され、

面積が広くなるほど

明るい色はいっそう明るく、

逆に暗い色はいっそう暗く

見える傾向にあります。

 

そのため、

小さなサンプルのイメージ

そのままで仕上がり

をイメージすれば

錯覚を起こしやすいので

「こんなはずじゃなかった・・・」になります。

 

サンプル帳の範囲を

意識的に拡張しつつ検討するように。

 

「色」には人それぞれ好みがあり、

落ち着く色と

そうではない色があります。

 

色選びで大切なのは

使用する環境と

出来る限り近い環境で

選定するという事。

 

そして周辺の色との影響を加味して

雰囲気として「色」を認識するように。

 

家づくりの過程では

ついついデザインや機能に

気を奪われてしまうかと

思いますが、「色」についても、

必要なタイミングで

しっかりと確認しておくことが

暮らしやすい環境をつくる為にも

大切な時間。

 

外装や内装などの

簡単に取り替えられない場所。

 

色選びは多角的に

情報を整理整頓しつつ、

できるだけシンプルに

考えることが大切。

 

暮らしを整える素材選定には

何重にも「要素」が存在していますよ。

 

上質な暮らしを生み出す時間に

意識を向けてみませんか?。

 

設計・デザイン・住まい造り

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建て主目線の提案・・・・・。

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