奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

暮らしの未来像を意識するように・・・・建築と暮らしの狭間に心地よい風景を織り込む設計デザインの感度を大切に、過ごし方の風景を心地よく住まいの情景の在り方を日常に。

2021年12月11日 | 和モダン 思想

人生の潤いを生み出す暮らしの空間

設計デザインの効能・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

 

※「おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家」・設計デザイン実例

 

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる。

 

住まいの心地・・・・・。

 

ひとたびそこに建った建物は、

長い時間そこに存在し続け、

日々の暮らしを支え続けるものです。

 

そうであれば、

住み手(住まい手)と共に

積み重ねていく時間の先にあるものが、

美しく豊かなものであって欲しいと思います。

 

場所と馴染み風景となり暮らしが

そこに存在する意味を丁寧に・・・・・。

 

そう考えると、

何を大事にして

住まいと暮らしに向き合うのか?。

少しずつ見えてくると思います。

 

長きに渡り風雨に耐えるには、

しっかりと軒が出た屋根を

かけた方がいいでしょう・・・・・。

 

雨の多いこの国では、

天気によらず

窓を開けて風を通すことが

出来るに越したことはありません。

 

屋根はまた、

夏の厳しい日差しを遮り、

冬の低く柔らかい日差しを

住まいの中に導いてくれます。

 

ふつうに屋根のかかった家は

きっとそんなに

派手な姿にはならないでしょう。

 

派手な形は

人の目や意識を引きつけます。

 

ですが、長く暮らしを包む器は、

人の気を引かず、

意識の背景に消えていくような佇まいが

望ましいのではないでしょうか?。

 

それから、

できるだけ時間とともに

味わいが深まるような住まいを

考えておきたいものです・・・・・。

 

完成した時がピークで

後は時間が経つにつれて

劣化していくだけではあまりに残念。

 

それは放ったらかしでも大丈夫、

ということではありませんよ・・・・・。

 

必要なときには手をかけて修理、

修繕・・・維持することで、

住まいは成熟し、

より美しく美的な佇まいに・・・・・。

 

エイジングの風景に。

 

季節の移ろいを住まい手に伝え、

時間とともに成熟していく

そんな庭(庭園)も大事にしたいところです。

 

少しの余白と余韻を、

ささやかでもいいと思うんです

ゆとりを生み出す空間として・・・・・。

 

忙しい日々の暮らしの中でこそ、

揺れる枝葉から風を感じながら、

濡れる石や草花を眺めやっては

雨の日も悪くないなと思う、

逆に濡れる事で風景に彩が生まれる時間

そんなひと時がとても

貴重だと思います・・・・・。

 

建築と外構が一体である事。

続きの風景が意識に働きかける様に。

 

真四角、まっ平らな土地であっても、

その周囲には必ずその住まいに

先立ってなにかが存在していて、

その場所、土地ならではの

環境を形成しているハズです・・・・・。

 

その環境をどんな風に活用しまた

遮断し・・・つなげつつ

取り込んだ「場所」とするべきか?。

 

そんな当たり前をひとつひとつ

着実に積み重ねた先に、

ありきたりではない

住まいの「カタチ」をデザインする事。

 

暮らしの先にあるものが

きちんと見えるように。

 

住宅計画での思考の範囲は

暮らし全体に・・・・・。

 

設計デザインのご相談、

面談のご希望は

ホームページ「お問い合わせ」から。

 

Produce Your Dream>>>>>

建築と住まいとその暮らしを豊かに

やまぐち建築設計室 

建築家 山口哲央

URL(ホームページ)

https://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 部屋の印象と空間の付加価値... | トップ | 奈良県郊外住宅地で計画中の... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

和モダン 思想」カテゴリの最新記事