

その中で、2007年の調査結果で、ロングステイ希望先の推移を紹介している。
1位マレーシア、2位オーストラリア、3位タイ、4位ニュージーランド、5位ハワイ、6位カナダ、7位スペイン、8位インドネシア、9位イギリス、10位アメリカとなっている。1992年の調査では、マレーシアやタイやインドネシアは、ベスト10にどれも入っていなく、2000年に、やっとマレーシアが10位になっていたのに。
ロングステイと言っても、ずっとそこに滞在してるのとは違っていて、想定している希望滞在期間の調査では、一番多いのが1~3カ月未満41.9%、次が3~6カ月未満17.6%、後、1カ月未満、1年以上、6カ月~1年未満、永住の順になっている。
年金を月に30万近くももらえれば、後は海外で悠悠自適の生活が送れることになり、それを実践している人が増えている(タイでは、その半分で、インドネシアでは、更にその半分で?!)。
いろんな生き方が人それぞれにあっていいと思うが、「2007年秋号」で、エジプトのピラミッド発掘で有名な「吉村作治」氏が、巻頭インタビューで、「人生は大いなる暇つぶ」と題して書かれていた。
その中の最後に、「お金はないが時間があるという”時持ち”の方は、お金の掛からない知識の為に時間を掛けませんか・・・」と呼びかけている。
文の途中で、「外国では、盗難、紛失、予想も出来ないことに出くわすことがあります。トラブルは、避けるに越したことはありませんが、遭遇すればしたで、そうした事態を楽しむというか、割り切る余裕も欲しい。そうでないと、外国で暮らすということが土台難しい。今、生きていることが元々オマケなんだと思えば、腹をくだしたり、パスポートやチケットを失ったりするくらい、どうてことないはずなんですがねえ(笑)」と書かれている。
そうか、人生は、大いなる暇つぶしか・・・?!