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私は、個人的には大好きで、マリナーズで孤軍奮闘しているイチローに劣るとも勝らずに、頑張っているなあと関心している。
で、朝ズバでの彼の国民からの(朝ズバのアンケートでは?)評価では、年金問題49点、後期高齢者医療費制度35点、厚生労働省・社会保険庁の信頼回復31点、医師不足・介護職員の待遇44点との辛い点数を付けられて、やや浮かぬ顔になっていた。調べれば調べるほど、おかしかった所で誰も指摘してこなかったことが次から次へと暴露されていて、それを舛添氏は素直に言われている。これは、紛れもなく真面目な政治家の証明だ(おかしくてもおかしいと言わないで来れた人のツケが彼に回っているのだ)。
まだ、舛添氏は、厚生労働大臣に就任してからわずか11カ月しか経っていない。それを、戦後からの60年間のツケをどっと一人で背負わされている感じだ。誰が担当しても、いや、舛添氏だからこそ、これで何とかやって行けているのかも知れない。
彼は、本気で、医師不足と社会保障の問題に取り組む構えでいる。それは、福田総理も同じとのこと。
労働省と厚生省が一緒になってさぞかし大変だと思ったら、彼の口から、それを一緒にして見れるのでいいとの爽やかな回答だった。頑張って欲しい。いっそ、総理大臣になって、自分のカラーを100%出し切る感じで、本領をもっと発揮して欲しいと思っているのだが(その前に、自民党が分裂?)。
厚生労働省が発表している医師の数が、実際に従事してない人も入れての数で、絶対的に不足していると、舛添氏の口から述べられていた。勤務医が絶対的に不足しており、今の勤務医も、その多くが労働基準法に違反する形で働かされていることも彼は熟知している。救急医、産科医、へき地医への手当も、ちゃんと払われていないと認めている。
「兎に角、財源がない。保険料や税金を上げても、限界がある。後は、消費税を上げるしかない」って感じで言われていましたが。(無駄を省く方法もあると思うのですが・・・?!)。
今度の改造内閣人事、舛添氏と渡辺氏と石破氏は、留任かなと思っていたら、舛添さんだけだった。こんなにコロコロ変えること自体、問題ではないでしょうか?
*写真は、国民文化祭での佐伯市での104名太鼓演奏の一番最後のシーン。