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長崎市長が平和宣言をし、被爆者の代表が平和の誓いを述べていた。
日本は、末永く非核三原則を守る(持たず、作らず、持ち込ませず)ように、又、世界から核が廃絶になるようにと、被爆国日本が先頭に立って運動をして行くべきだとの内容だった。
それに対して、福田首相は、来賓の言葉として、そうするとはっきりと述べられていたが・・・。
目に見える形で、日本が早急にこの運動を盛り上げていくべきだと思う。既に、長崎の学生が立ち上がって、当時の被爆体験者からの生の証言を収録して国連に訴えようと活動している。
日本は唯一の被爆国であり、積極的に核廃絶の運動をする義務があると思う。その働きかけは、北朝鮮だけでなく、国連の常任理事国の米、露、中、英、仏にも当然向けられるべきで、特に米国に対して、追従することなくもっと主張するべきだと思う。
しかし、被爆長崎からの訴えも(毎年しているのに)、それに対しての日本政府の受け答えも、どうもあまり進展していない感じに思えてならない。紛争が折しもグルジアで勃発し、北京オリンピック前に、ウイグル自治区でテロめいてことが起きている。
力で急激に押さえ込もうとしても結局は不成功に終わっていることは、歴史をつぶさによーく見れば理解できること。
今回の北京オリンピックにしても、かなり無理してしている様にも思えてならない。平和の祭典が、スゴイ警備に囲まれて行われているからして。
それぞれのスポーツ毎に、世界的な競技が既に行われている。野球にしても、サッカーにしても、それは大がかりなものだ。政治活動に利用されるオリンピックなどもう廃止して、あまり競争性のない「子ども」と「お年寄り」と、それに、現在存在している「パラリンピック」を大きな3本柱にしての真の平和を求める世界の祭典に切り替えてはどうかなあ?