日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

敬老の日・・・

2010-09-20 17:21:48 | Weblog
 9月20日(月)、敬老の日に、熊本県の(上)天草から、母のいる(大分県)佐伯にスカイプで交信した。(週1回は、長兄の補佐で、89歳の実母と交信している)。
 母が、「便利なテレビ電話が出来たもんじゃ・・・」と言って、とても喜んでいる。写真は、その時に、撮影したもの(家内が一緒に写っているが)。
 スカイプで、昨日も、鹿児島の次兄と交信した。次兄の近所にいる人が何人か来ていて、見知らぬ人とも会話を少なからず交わした。
 こんな感じで、まだ会っていない人同士が、どんどん会話を交わして行けば、平和な世の中になるかな。
 これって、インターネットさえ引いていれば、簡単に出来ることですが・・・!

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連休3日目・・・

2010-09-20 11:22:20 | Weblog
  既に消灯して、寝ていたのだが・・・。
 昨日の22:20に、当直医からコールあり(深夜連続の呼び出しだなあ・・・)。
 3歳の女児で、喘息発作。初診の患者さんで、里帰りの県外の人。今まで、2回、喘息で入院をしているとのこと。で、その時に、1回は、5泊したと言う。
 点滴と吸入と酸素を救急外来で既に当直医がしていたが、SpO2が88%で(来院時、84%)、顔面蒼白で、肩呼吸、陥没呼吸をしている。鼻ぴくぴくで、正に、大発作(危ない!)。
 既に、写真を撮っていて、検査もしていた(白血球多くなく、CRPも上がっていない)。胸部写真は、典型的な気管支喘息像。右にシルエットサインがあるが、肺炎と言うより、右の下肺の無気肺を思わせる所見で、聴診上も、その部位に、左右差少しあり。喘鳴は、2日前からだが、強い咳は、その日の夕方からとのこと。咳とともに嘔吐もあり。
 ICUに入院させて、モニターを付けた(心電図、心拍数、呼吸数、SpO2の値が、常に表示され、専属のナースが、絶えず観察している)。外来でメプチンをしていたが、入院後に、アスプールの吸入をすると、少し落ち着いた感じになって、眠ってしまった(少しホッとする・・・。アスプールで効果なければ、ステロイドをしようと思っていたが・・・)。ICUでずっと診ていて、家に帰ったのが、0:20だった。
 で、今日の6:00、様子を見に行くと、眠っていた。肺の音は明らかに改善(経験的に、熱が上がると改善することが多い感じだが・・・?!)。だが、尿がまだ出てないと言う。エッ!それに、来院時、熱が37度ちょっとしかなかったのに、38度と熱発。起きたら採血して、検査との指示を出す。
 ICU・・・→部屋が子どもにとっては監獄みたいなので、ひどくなって行かなければ、昼頃、小児科病棟に移すとナースに言う。検査の所見で、抗生物質を使用するかも知れませんと、親に説明する。(10時間経過の推移:白血球数9420→7980、CRP0.11→0.63で、細菌感染は、否定的だし、肺への空気の入りに、左右差がなくなっているので、抗生物質を使わずに、様子を見ることにした。来院時、気管支に痰が詰まって、無気肺になっていて、それが、取れたのかな?)
 そのまま、4階の病棟に行くと、42週のベビーが4:00に生まれていたが、少し、落陽現象があると言う。診ると、肩がひっかかって、なかなか出て来れなかった様だ。が、診察しても、特に問題なく、落陽現象も、正常範囲。
 その後、家で朝食を摂り(今日は、パン食にしたが、食欲があまりなかった・・・)、8:00過ぎに、ICUに再び行くと、目をパッチり開けていて、苦しくないと言う。尿も出ていた。
 そのまま、再び4階の病棟に行って回診して、クループ(その後、気管支炎になっていたので、退院時に清肺湯を処方)と蕁麻疹(中毒疹?十味敗毒湯が効いた?)の子どもを退院させた(二人とも、4泊5日)。
 連休3日目。今日は、忙しいのかな・・・?!

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上海がん学校・・・

2010-09-20 08:41:51 | Weblog
  9月19日(日)、BSで、「菅原明子の地球大好き未来便スペシャル~がんとの向き合い方~」で、中国の「上海がん学校」のことが放映されていた。
 そこでは、ガンの患者さん同士が集まって、前向きに生きている。驚くべきことは、「上海がん学校」と同じ感じの学校が、中国全土には、80もあると言うことだ。 
 そこでは、西洋医学的な発想とは違った方法を積極的に取り入れて、ガンと正面から闘っている。ガンであることを周囲に隠さず、ガン仲間が集い、ガンから逃げることなく、前向きに取り組んでいる。
 ガンの再発防止には、食事や気の持ち方はもちろん大切だが、気功や太極拳や漢方も積極的に取り入れている。趣味を持ったり社会参加することも、積極的だ。

 そんな患者さん達が番組の最後に言った多くの言い方が、印象的だった。
・毎日を楽しく過ごす気持ちを大切にしましょう・・・
・皆で心を一つにして病気と立ち向かいましょう・・・
・毎日ほほ笑む為には、その仲間を大切にしましょう・・・
・好きなことをする為に、仕事の分を減らしましょう・・・
・プラス思考に考えて、笑いましょう・・・
・「生きる」「生かされている」事の気持ちを大切にしましょう・・・
・「ガンについての情報」を持ちましょう・・・
・「本音を話せる誰か」を持ちましょう・・・
・病気は、幸せに感じる材料の一つとしましょう・・・
 日本では、どうでしょうか・・・?!

以下は、9月20日(月)の熊本日日新聞の「おーいがんよ」なるネットに広まる闘病記の中での内容です。
 「がんとは闘うが、死とは闘わない。」
 「死と闘って勝った人間は一人としていません。負けると分かっている相手と闘かおうとするから悩み、迷い、混乱が生じます。」
 「がんは、自分の全人格が問われますね。命って何か、人って何か、自分なりにケリをつけるしかないでしょ。僕は、頑張らない、欲張らない、生かされままに生きることにしています。」
 「がんと闘うために捧げた人生なんてばかばかしいじゃないですか。そんなのを実践するようなドラマはつまらん、と思います。人生の目的って、生きることじゃないですよ。幸せを実感することなんですよ。」
 「がんの人へのアドバイスですか。やりたいと思っていてできなかったことを、やっちまえばいい。それが免疫力を高めるプラセボー効果を生むのかも。プラセボーでも何でも、効けばいいじゃないですか。」
 ・・・

 ガンになったことのない人は、ガンになった人ほど、立ち止まって人生を深く見つめることが出来ないのは、確かな様ですね。

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