日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

ある日の診療日誌・・・

2010-11-22 11:07:11 | Weblog
  2歳の男児が17日(水)の午後15時から嘔吐して、17時に外来に来た時には、もう、4~5回嘔吐していた。で、五苓散の注腸をして、嘔吐を止める座薬と内服薬を上げた。点滴をするべきかどうか迷ったが、下痢や熱がなく、顔色がさほど悪くないので、点滴せずに帰した。・・・→その後、再び、嘔吐が4~5回あって、その日の20時過ぎに再び来院、今度は脱水症状が明らかで、入院となった。(1泊入院)ノロウイルスと思われる。
 2歳の女児が20日(土)の10時過ぎ来院。それまで数回嘔吐している。五苓散注腸。プクプクしていて、点滴がなかなか入らない。子どもも泣き叫び・・・嘔吐も注腸後なく、顔色がさほど悪くないので、やむなく点滴せずに帰す。道路を隔てた病院の前の調剤薬局で多量に嘔吐。親御さんが入院を希望。入院後、何とか点滴確保。その後極めて経過良好。ノロウイルスと思われる。(1泊入院)
 13歳の男児が21日(日)の午後、3分間の全身性間代性けいれん(初めて)で、救急車で来院。来院後、CTや血糖やCaやアンモニアなど、検査。特に異常なし。テレビゲームを1日中していて、親は、そのせいだと言う。テレビゲームてんかんの疑いあり。入院後、著変なし。(1泊入院)
 21日(日)、21時前に、分娩室から、コールあり。前回仮死で出産している。妊婦さんも、日頃から特殊な薬を常用している。無事出産する。
 22日(月)、8時過ぎに、7歳の女児が夜中、頻回に嘔吐して来院。熱もあり、直ぐに点滴施行(現在、入院するかどうか、経過観察中)。
 小児科は、ホントの急患は少ないって言われるけど、時間外に、ホントにおかしくて医療を必要とするケースは、どこにでもある。
 現在、61歳、体が丈夫な時はいいけど、こんな感じで、救急医療がいつまで出来るかなあ・・・?!

*現在、ノロウイルス感染症による急性胃腸炎、多いですね。伝染力が極めて強いです。嘔吐が主訴のことが多く、それに、下痢(酸っぱい感じの匂い)や腹痛(お腹の真中あたり)や発熱や頭痛のあることも、しばしばです。2~3日間で、ひどい症状が何とか取れますね。ロタは、1週間近く、ひどいことが多いですが・・・。
 似た病気は、沢山あります。急性虫垂炎は、腹痛、嘔吐、発熱が3徴ですが、腹痛が主訴の事が多いし、腸重積症では、腹痛、嘔吐、血便が3徴で、腹痛による不機嫌で初め来院することが多しい、髄膜炎は、頭痛、発熱、嘔吐が3徴ですが、頭痛が主訴のことが多いし、急性胃腸炎では、主訴の多くは、嘔吐です。
 (私なりの)治療は、嘔吐したら、与えない(嚥下が刺激となるので)。嘔吐したら、少なくとも1時間は、何も与えない。甘過ぎるものは、嘔吐を誘発することがあるので避ける。冷たものは、腸を刺激して下痢を起こしやすくなるので避ける。下痢止めは与えない。少しずつ、こまめに与える。かんきつ類のミカンは×、リンゴは○。雑炊を積極的に勧めています。 

*写真は、小さい時の長男です。

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京都(15)

2010-11-21 16:38:51 | Weblog
 写真って、一期一会だなあと、この時、強く思いました。アフリカの動物を撮影するのに、ずっと泊まり込みで頑張っているケース、時々テレビで見ますけど、景色だって、同じだと思います。太陽の光により、刻々と変化します。
 平等院に行った時、正面からの写真は、逆光になって、よく撮れなかった。で、気長に、日が沈むまで待った。で、正に、平等院の後ろから陽が沈もうとしている時にタイミングよく撮った写真です。
 素晴らしい所ですね。

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京都(14)

2010-11-21 10:38:54 | Weblog
  JR宇治駅(京阪電車宇治線の宇治駅の方が近かったのだが・・・)に着くと、(ニューヨークでカイロプラクターとして開業している長女の旦那さんの)両親が迎えに来てくれた。
 そこからタクシーで、「宇治上神社(世界遺産)」に行った。何でも、この「宇治上(がみ)神社」は、日本で現存している最古の神社と言うことだった。
 その後、その近くにある「(瀬戸内寂聴さんが名誉館長の)源氏物語ミュージアム」に行き(時間がなかったので、周りだけ見て、中には入らなかったが・・・)、宇治神社を見て、絶景の宇治川を横切って、本命の「平等院」に行った。

宇治上(がみ)神社(世界遺産)↓
http://www.youtube.com/watch?v=vR5GxYQYfoU

宇治川
http://www.youtube.com/watch?v=J6WgiY_R8rI

 

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ある藪医者の独り言・・・

2010-11-20 16:06:02 | Weblog
 インフルエンザに罹患してとても苦しんだ年の翌年に、インフルエンザで同じ様に苦しい思いをした人、少ないみたいですが・・・。これって、実際にしっかりと掛かって、抗体がしっかりついたせいなのかな・・・?
 疫学的には、大流行した翌年には、連続して大流行ってこと、少ないみたいですが・・・?!
 経験的には、かって阪神淡路大震災の時の大流行、その前年には、(例外的に)嘘みたいに患者さんが少なかったけど・・・?!
 もちろん、インフルエンザには、ソ連(H1N1)、香港(H3N2)、B型とあるけど・・・毎年、少しずつ(連続変異で)変わったとしても、共通の部分があるので、前年に掛かれば、しっかりと抗体が付いて、翌年は、再び掛かっても少しは軽くなると思うのですが・・・?
 トリ型(H5N1)が必ずいつかは流行するって感じで言う専門家がいるけど・・・どうなのだろうか?長い人類の歴史で、A型に関して、これまでHの1と2と3しか大流行してないのに(Hが1~16までもあるのに)、突然、H5が大流行するだろうか。インフルエンザ同志も、お互いに干渉し合っている訳で、ある型が大流行すると、他は流行しなくなる傾向になると思うけど。(以前は、A型も、1つのタイプが流行すると、他のタイプは、消えていたけど、何故か、近年は、H3N2とH1N1が出たり入ったりしているけど・・・←何故かなあ、・・・ワクチン大量使用や抗インフルエンザ薬使用とは、関係ないのかなあ?)
 土台、ウイルスは、生きた細胞の中でしか増殖できない。だから、人間が死んでしまったら、当のウイルスは困るのです。その点、昨年の新型インフルエンザウイルス、賢かったですね。あまり強くないので、手洗いやうがいやマスクをしても、それを嘲笑うかの様に、アッと言う間に、パンデミックになりましたね。
 昨年流行したインフルエンザ、新型と言うけど、どうなのかなあ・・・?亜型と言って、形がぐっとずれていただけって考え方は、間違っているのかなあ・・・?N5の新型と初め思われていたみたいだが、実際は、今まで人類が掛かったのと同じH1N1だったけど・・・。
 小さな子どもの場合は、皆、全く抗体を持っていない訳で、初めて掛かるとなると、全て新型みたいなものだ。1歳に満たない小さな子どもが掛かっても軽いのは、どうしてかなあ?インフルエンザによる急性脳症の好発年齢が、明らかに1歳≧2歳≧3歳って感じになっているのは、何故かなあ。そして、どうして日本人に多いのかなあ・・・?インフルエンザの時に使う薬や、1歳になるまでのいろんな治療や、アレルギー体質などと、関係ないのかなあ?
 インフルエンザの症状が、必ずしも、ウイルスの量と正比例してないと言うのが問題な気もしますが・・・。つまり、サイトカインがどっと出ると人とそうでない人がいるのです。インフルエンザの時、アチコチ痛いのも、サイトカインのせいみたいだし、脳症になるのも、サイトカインがどっと神経を痛めつけるのではと言われているみたいだけど。抗インフルエンザ薬とかワクチン(型が合えば、ウイルスは確かに沢山増えにくいと思うけど)で、ウイルスがあまり増えないとなると、抗体が充分に上がらなかったり、記憶細胞に記憶がしっかり植え込まれなかったりする心配、ないのかなあ・・・?!
 ストレス貯め込んでいたり、不規則な生活が続いていたり、睡眠不足や運動不足やバランスの摂れた食事を摂っていなかったりすると(それに、姿勢が悪い状態を長く続けていると)、確かに、インフルエンザに掛かりやすいし、掛かると直りが遅い感じが(自分自身の経験から)していますが・・・。
 常に、自分なりにしっかりとこれからの時期、免疫力を付けておくことが大切だと思います。私は、紅茶+シナモン+生姜の粉末+豆乳(それに、黒砂糖か蜂蜜を入れることも)を、1日何回か飲んでいますが・・・(それに、インフルエンザ流行時期には、漢方薬の柴胡桂枝湯を、2週間おきに朝夕の2回連続3日間で服用していますが・・・)。
 免疫力の弱い人(お年寄りで合併症のある人など)は、もちろん、軽くする意味で、ワクチン接種もいいと思いますが・・・子どもの場合、ワクチン打っても、大人ほど抗体価が上がらず、しかも、年齢が低い程上がりにくい。それに、打っても、6カ月もすると、春先などに掛かっていますね。つまり、予防接種をしたからと言って、安心するのは危険だと思います。それよりも、掛かっても軽くて済む様な努力を普段からしておくことが大切だと思います。
 お年寄りの場合は、低たんぱく血症になっていると、免疫力が低下している様です。出来れば・・・→体が冷えるものは、控えることや甘いものを摂り過ぎないこと、風呂に温まって、ぐっすり眠ること、暴飲暴食をさけること、規則正しい生活をすること、プラス思考を心掛けること、笑うこと(笑顔を絶やさぬこと)などに努めることが大事かなと思います。・・・←精神面も、確かに大切だと思いますけど・・・。

*過去の出来事として・・・昔は、インフルエンザの時に、(一番安心と思われていた)アスピリンを熱さましとして、積極的に使用していました。が、(オーストラリア→)アメリカのデータで、それでライ症候群が起きると言うことがアチコチから言われ、突如、アメリカで使用中止になりました(水痘とインフルエンザの使用が)・・・→すると、アメリカでライ症候群の患者さんが劇的に激減したのです(!)。で、日本では、その時、同じ様なデータを出していませんでした。つまり、日本の場合は、アスピリンは関係ないとしていたのですが、アメリカのはっきりとしたデータを突き付けられて、やむなく使用禁止となった感じでした(それまで、アスピリンがライ症候群とは無関係と信じ切っていて、直前まで使用していた小児科は、沢山いました。恥ずかしながら、私もその内の一人でしたが・・・)。解熱剤としては、漢方薬の方が安全だと、今の私は、常々思っています。

*写真と上の内容とは全く関係ありません。

  

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京都(13)

2010-11-20 09:52:04 | Weblog
 本能寺を見学した後、その近くにある「二条城」に地下鉄で行った。地下鉄、今まで利用しなかったが、これをもっと利用しておくべきだったと思った。
 「二条城」、素晴らしかった。広くて、庭も素晴らしく、又、中にある絵が、素晴らしかった。
 帰る時に、茶室で、お茶を一服頂いた。表流の点て方で、お菓子が、メチャ、(700円だけあって)美味しかった。遠方から、琴の(実演による)音色が流れていた。
 ここで紅葉を眺め、音楽でも聞きながら、半日過ごすといいだろうなあ・・・。
 その後、地下鉄で、京都駅まで行き、JR奈良線に乗り換えて、宇治駅で降りた。

二条城(世界遺産)↓
http://www.youtube.com/watch?v=oyqWBAHSIh0


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京都(12)

2010-11-19 08:49:34 | Weblog
 平成22年11月11日(木)、京都4日目は、午前中に、まず、「本能寺」に行った。場所は、宿泊ホテルの直ぐ近く(200m以内)にあった。ガイドの本では、見つけられなかったが、偶然に気が付いたのだ。で、そこに行って、感激。
 織田信長が自害した時の本能寺の場所には、以前、小学校が建てられていたが、それが今では、少子化の影響で、つい最近、老人ホームになっているとか・・・。
 かっての「本能寺」は、とてもとても大きなお寺で、それが、本能寺の10年後に、今の位置に移動して(縮小した感じで)建てられたが、その時の大きさは、かっての半分程になってしまった。が、それでも、道路を隔てて前にある「京都市役所」の辺りも、全て、本能寺の一部であったとのこと。
 織田信長は、死ぬことが怖いのではなく、最後の死に際を武将として、とても大切にしたとのこと。
 その後、秀吉により、都合のいい様に書き物が残されているが、織田信長のことも、明智光秀のことも、どこまで事実か、全く不明とのことらしい・・・?!
 本能寺で、お茶会をした時の茶器の残りが、展示されていた。又、信長の愛した茶碗や刀も展示されていた。信長が愛した茶碗、「さび」って感じのものであった・・・?!
 信長が何故「茶の湯」に凝ったのか・・・→その理由として、1、自分の権威の象徴とする為、2、信長自身がアルコールが駄目だった為、3、茶の湯を通して公家や外国の人とのコミュニケーションを図ろうとした為と、いろんなことが今日までささやかれているが・・・?!

本能寺↓
http://www.youtube.com/watch?v=0t398aUTrnE


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100歳生き生き・・・

2010-11-18 10:42:52 | Weblog
 11月18日の「熊本日日新聞」に、「100歳」生き生きと題して、どんな人が生き生きして長生きしているのか、沢山の100歳以上と向き合ってきた3人、・・・→慶応大学の老年内科医師広瀬信義氏、写真家の小野庄一氏、NHKの「100歳万歳」を手掛ける亀山デスクの意見が述べられていた。
 ・・・100歳以上で、生き生きしている人は、「軽やかに毎日を楽しんでいる」「無理せず、等身大で過ごしている」「これという健康法よりも、ストレスを貯めない心の持ち方をしている」などで、いつの間にか100歳になった感じが多いとのこと。
 実際、考え方や性格には、共通点がある様だ、・・・→「前向きで明るい」「親切」「人生を肯定的にとらえている」ことを3人とも挙げている。
 「いろいろな経験をしても、くよくよしないと言う心境にたどり着いている」「多くの人が、今が一番幸せと話す」「地域や社会とつながっていて、それぞれの居場所や役割がある」「異性と上手にコミュニケーンが出来る人が多い」「周囲への感謝の気持ちが強い人が多い」「周りの人と上手くいっている人が多いし、驚くほど幸福感の高い人が多い」など。
 人生、いつまで生きられるか、・・・→まあ、なるようにしかならないと思って、諦めが肝心な気も確かにしますけど・・・?!
 人間、必ず迎えが来るわけだから、今を真剣に味わって生きましょう・・・?!
 人生、その内、100年にもなろうかとしている時代。どうしたら幸せになれるのか、(幸せ感の少ない)多くの日本人がちょっと立ち止まって考えるべきかな?!
 大徳寺の沢庵和尚さんのいた部屋に飾られていたなあ、 「日々是好日」と書かれた掛け軸が・・・(←納得!)。
 20年程前に、佐伯市のあるお寺の小雑誌に載せて頂いた内容です。当時は、とても肩に力が入っていたかな。(今は、それを少し反省中・・・)↓
http://www.syojoji.com/paper/name/ta/ta-4.html 

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京都(11)

2010-11-17 18:10:55 | Weblog
 京都3日目の夜は、京都タワーを見た後に、定期観光バスで、「京都の夜」で、夜の京都で文化に触れることにした。
 17:10に、JR京都駅烏丸口から(3度目)乗り、(バスガイドさんが、2日目のバスガイドさんと同じ人だった)28人での出発となった。食事をしながら、舞妓さんの踊りを見るのかと勝手にイメージしていたが、全く違っていた。
 食事を皆で一緒に済ませた後に、「ギオンコーナー」に行き、茶道(裏千家)→琴→華道→雅楽→狂言→日本舞踊→浄瑠璃と(約1時間で)見た。外国の人には、新鮮で面白いと思われたが(理解は、極めて難しいと思われるが←日本人でも、よく理解できないが・・・)、日本人の中には、アルコールのせいもあってか、いびきをかいて、眠っていた人もいた様だが・・・?!
 「荒城の月」「さくら さくら」の曲がよく流れていた。そうだなあ、やはり、日本の代表曲は、この2曲だなあ。それに、国歌の「君が代」だなあ・・・。(何となく、納得。海外での私の演奏でも、この2曲を篠笛で必ず演奏していたが・・・)
 その後、テクテク「祇園」の中を歩いて、ホテルまで帰った。
http://www.youtube.com/watch?v=iJgDuN3EN2I

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京都(10)

2010-11-17 10:11:22 | Weblog
  大徳寺で、昼食を摂り、お茶も頂いて、書き物も買って、次の「泉湧寺(せんにゅうじ)」に行った。
 とても綺麗なお寺で、以前から皇室と深い関係を持つお寺で、今の皇室もここを訪れていた。
 楊貴妃観音像もあって、いつまでも若々しく入れれる様にと、家内と一緒に参ったけど・・・(?!)

泉湧寺↓
http://www.youtube.com/watch?v=cHVkwBZy4Hc

 その後、出発点に戻って解散した後に、再び、「京都タワー」に行った。今度は、京都1日目と違って、視界もはっきりしていて、嘘みたいに、位置関係がよく理解できた。丸2日で、こんなにも見方が違うのだ(説明する人に、しつこく尋ねたこともあるが・・・)。
 京都は、地理的に分かりやすいとよく言われているが・・・二条城が中心にある感じで、そのちょっと東を、東西南北に、地下鉄東西線、地下鉄烏丸線が走っている。(東西方向に、北から南へ、1条~11条(?)まで道路が走っている。)
 東の方に、北から南の方向に、銀閣寺→平安神宮→清水寺とあり、
 西の方に、嵐山があり、
 北の方に、金閣寺があり、
 南の方に、京都駅がある。
 って感じで、私なりに理解しましたが・・・?!


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京都(9)

2010-11-16 19:23:53 | Weblog
 京都御所を後にして、「大徳寺」に行った。ここが、今回の旅行では、正に、自分にとっては、この歳にして、改めて心刷新の場所って感じにも思えた。
 「大徳寺」は、一休さんや茶道との関係が深いことでも、知られている。和尚さんから、枯山水の説明を受けた。自然に例えたり、人生に例えたりと、その奥の深さを知って感動!!
 利休が秀吉にお茶を差し出した茶室も見学した。沢庵和尚の部屋にも入った。そこに、部屋を立ち去る直前に(沢庵和尚と関係の最も深い感じの)円相の掛け軸があった(この説明は、なかったが・・・)。

 昼食を摂る部屋に書かれた次の3つの内容、含蓄のある内容だと思った。
    
1、「静かに自分をみつめよう」

2、「今こそ出発点」

  人生とは毎日が訓練である
  わたくし自身の訓練の場である
  失敗もできる訓練の場である
  生きているを喜ぶ訓練の場である
  今この幸せを喜ぶこともなく
   いつどこで幸せになれるか
  この喜びをもとに全力で進めよう
  わたくし自身の将来は
   今この瞬間 ここにある
  今頑張らずにいつ頑張る

3、
  わかるけどつまらん話より
  わからんけど面白い話をきく
  この無駄は人を輝かせる
  (大仙院 尾関宗園)

 大徳寺の和尚さんの話、「綾小路きみまろ」さんの口調の感じに似ていて、とても面白く(参加者が、ゲラゲラ笑っていたけど・・・)拝聴出来ました。そこで、サイン入りの「檀越歌」(1200円)を買い、お茶も一服(200円)頂きました(お茶を飲んだ人だけ、小さな紙に、名前を書いて、大仙院を出る時に、血液型に分かれた箱にそれを入れましたが・・・←大徳寺の和尚さん達、とても個性が強い人が多いそうです・・・→充分に納得?!)。

http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20060829/3 

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