9月に入っても暑さが続いていましたが、今朝からの雨でさいたま市もようやく涼しくなりました。台風の影響ですから今日一日でしょうか・・・
9/5(日) 一つ目のワイナリー
9月に入り少し涼しくなった頃に、2ヵ所のワイナリーを巡るという企画をたてたところ、久しぶりに仲好し5名全員参加となり、とっても楽しみにしていました。
一昨年の夏の終わりに、旅の途中で立ち寄ったのが、エッセイスト玉村豊男氏がオーナーをしているワイナリーです。この時は3名でしたがすっかり気に入って、今回は2度目の企画で5名全員が参加しました。
(この5名はOG時代からのお付き合いですから、もう40年来の友人たちです。子育ての時期は一時期ご無沙汰でしたが、子供たちが自立してから再びのお付き合いで、美味しい物が好き、花好き、旅行好き、お洒落好きの気が合う楽しい仲間です)
訪れたのは「ヴィラデスト ガーデンファーム アンド ワイナリー」ととても長い名前です。
場所は長野県の東御市(とおみし)ですが、長野新幹線の上田駅が最寄り駅です。
上田駅からタクシーで20分位でしょうか。高台にあり眺めも抜群のロケーションです。
ガーデンファームという名のように、庭には沢山の夏の花、秋の花も咲き始めていました。左の写真の手前に見える白っぽい花は、薄いブルーの朝顔です。
右の写真は朝顔をアップで写しました。
この日も晴れたので、眼下には上田盆地の街並みが 望めます。
またはるか遠くには北アルプスの稜線を望む素晴らしい景色です。
秋の代表的な花、コスモスも沢山咲き始めていました。
「ノウゼンカズラ」が暑い日差しを受けても、元気に咲き誇っていました。
(後日調べたら「アメリカノウゼンカズラ」が正しいようです)
右の木は立山・黒部でもアップした「ナナカマド」が少し色づき始めていました。 空の青さが目にしみますね。
庭の中心にあるパーゴラで一休みしているところです。屋根の柱が縞模様になって写り面白い一枚です。 何人いるでしょう? 4人が正解です。良く見てね!
ブルーの色が入ったのが珍しい「リコリス」、ちょうど見頃でした。
さて、ランチを予約している時間になったので、農園レストランへ。
窓際の眺めが良い席を予約してありました。眺めが良いとさらに料理を引き立てますね。
ここのガーデンで栽培されているハーブやお野菜などが、ふんだんに使われたスープや前菜、サラダなどどれもとても美味しくて、昼間からワインも戴いてしまいました。
この日は暑かったので、良く冷えた白ワインを選びました。
玉村氏が手書きのラベルが貼られている「ヴィラデスト カンティーヌ ブラン 2008」
「竜眼」という品種の地元信州産のぶどうから出来たワインで、とてもすっきりした甘すぎない美味しいワインでした。
「竜眼」は善光寺ブドウとも呼ばれているそうです。
料理を食べ終わると、お皿に描かれた野菜たちの全体像が見えてきます。
このお皿も玉村氏のデザインで、一人ひとり違うお皿の模様を比べるのも、楽しみの一つでした。
サラダに使われていた「トマティーリョ」(オオブドウホオズキ)は、まるでホオズキのようなトマトです。 だってまるでホオズキのような薄い皮をむくと、中から丸い白っぽいトマトが出てくるので、びっくりしました。
だんだん薄紫色になると食べごろになります。 庭にも植えてあるというので、再度探しに行くとありました。 初めてみる植物は興奮します。
そしてサラダやデザートにも使われている、ミニトマトとブラックベリー。
ついつい写真を撮りながらつまみぐい、甘酸っぱくて美味しい~ ごめんなさい。
レストランの入り口には、庭の植物や花たちが大きな花瓶に活けられていて、花談義をしているところです。
右の写真がワイン用のブドウ畑です。 レストランのテラスから食事をしながらこのブドウ畑を眺め、美味しいワインも戴き至福のひと時でした。
最後に玉村氏の奥様(左から2人目の方)と一緒に、写させていただきました。
友人たちの顔だけモザイクをかけました。奥様は宣伝にもなるでしょうから顔は隠しません。なかなかモダンな素敵な方でした。
玉村氏ご本人は、この日から横浜市内で講演会があるとのことで、お会いすることが出来なくて残念でした。
ここからは、またタクシーに乗り上田駅へ。上田から新幹線で長野駅へ。
長野からは信越本線で妙高高原駅へ。
今晩のお宿の赤倉温泉に向かいました。
明日は二つ目のワイナリーを訪れます。 続きはまたね。