台風がもたらした雨と共にようやく秋らしい気配になってきました。
秋と言えば栗が美味しい季節ですね。
もう30年来通っている美容院の先生の奥様の実家が栗農家、ということで昨年より栗を分けていただいています。
新鮮な栗 1㎏入りを、2袋買ってみました。
早速その日の午後から、栗1㎏の渋皮煮を作ってみました。
栗1㎏の鬼皮を剥くのってすご~く大変です。しかも渋皮に傷をつけないように、気を付けて剥きます。
渋皮に傷が入ると、3回湯でこぼし、4回目に砂糖を加えて煮るので、栗が壊れてしまいます。
≪材料≫
栗(鬼皮がついたまま) 1kg
重層 大匙4(約40g)
砂糖 800g(痛んでいた栗を4・5ヶ取り除いたので700gにしました)
≪下準備≫
①沸かしたお湯に栗をつけておく。
②湯が冷めてきたら、鬼皮だけ注意しながら剥く。
≪作り方≫
①1回目と2回目は水に重層(大匙2)と栗を入れて、沸騰したら火を弱め、灰汁を取りながら15分煮てから笊にあけ、すぐに綺麗な水にとります。
②3回目は重層なしで水から、栗を煮立て10分灰汁を取りながら煮ます。すぐに綺麗な水に移します。
③4回目は砂糖を加えて水から栗を入れ、15分ぐらい煮ます。
④火を止めてからブランデーを加えます。(お好みでね、私は50cc入れました)
⑤熱々の状態の栗を、加熱消毒をした瓶に煮汁ごと移して、冷めてから冷蔵庫で保存します。
自然に冷めると栗に味が染みて美味しくいただけます。
今回は昨年に続き2度目なので、コツが分かり綺麗に仕上げることが出来ました。
≪コツ≫
①笊に移す時に、一気にガバッと移すと、栗が壊れるので、静かに大事に取り扱うことです。簡単なことだけど、やってみないと分からないことでした。
②なるべく空気にさらさずに、すぐに水にとることです。
昨年も今年もネットで「栗の渋皮煮」で検索し、この方のホームページを参考に作りました。写真入りで分かりやすいので、作りたい方は是非見てくださいね。
http://www.katch.ne.jp/~takeda/sonota/kurisibukawa.htm
10月には、娘が孫を連れて里帰りをするし、茅ヶ崎からも孫たちが遊びに来る予定なので、美味しい栗を御馳走出来るなと思っています。
残りの1kgの栗は、渋皮まですべて剥いて、冷凍庫に保存しています。こちらは栗ご飯用です。
栗1kgの渋皮まで剥くのは、本当に根気が要りますね。手がこわばってしまいます。
渋皮までつるっと簡単に向く方法はないものでしょうか?
むき方もネット検索すると、動画入りで丁寧に教えてくれますが、それでもひと手間かけないと無理ですね。
一年に1度か2度位なので、労力をかけて美味しく戴きましょうね。