8/4 (火)
京都旅行の2日目は丸一日観光可能な日。
チビッ子もいるし猛暑の中を移動するのは大変なので、MKタクシーを前もってネットで予約。
9人乗りのジャンボハイヤーでしかも英会話が出来るドライバーさんを指定して依頼する。
もちろん英会話料金はプラスになりますが、7時間貸切の観光ツアーです。
祇園の花楽前を9:30出発です。
初めて京都観光をする人のための極一般的な観光ルート(名所巡りコース)を選びました。
金閣寺-龍安寺-ランチ-二条城-銀閣寺-2年坂・3年坂-清水寺 のコースです。
まずは金閣寺、娘の義姉Aの中学時代の友人と娘さんも加わり、総勢9名が全員揃って記念撮影です。
この時はまだみんな元気でした。
誰に対してもフレンドリーなレックスは、初対面のドライバーさんにもすぐなつきふざけておんぶ~
良く気が利く親切なドライバーさんでした。
関西に住む友人が加わって義姉Aも嬉しそう。
2ヵ所目の龍安寺です。
駐車場を降りて入口のベンチで座ったまま体調不良を訴える高校1年生のK。
朝食を抜いてしまったのと、暑さで歩きたくないと言うので木陰のベンチで休ませて~
一人欠け8名で記念撮影。
砂と15個の石から成る石庭。
シンプルな空間は実際よりも無限に広く感じ、またどこから眺めても15個の石を一度にすべて見ることができないように作られているそうです。
子供にもこの静謐さが分かるのか、いつもはしゃぎ回るレックスが意外と静かに眺めている・・・
方丈裏手にある「つくばい」。
黄門様こと水戸光圀(みつくに)公が寄進したと言われています。
ランチタイム、夏の京都と言えば涼やかに川床料理と洒落たいところ。
でも子連れではとっても無理、しかも和食が苦手で食べていない子たちに合わせることに。
何が食べたいのか聞くと「ラーメン」と答える~
京都まで来てラーメンか、と思わない訳ではないけど、この際みんなが食べられる物にしよう。
ドライバーさんも本当にラーメンでいいのかと、何度も聞く~ 初めてのケースでは?
気分が悪く途中で吐いてしまったKもお腹が空いて、ラーメンや餃子なら食べられると言う。
吐いてしまえば気分は良くなるかな~
ドライバーさんに美味しいラーメン屋に案内していただく。
暑い中少し外のベンチで順番待ち、なんせ総勢9名なので。
店の中の涼しい椅子に座らせようとすると、中の匂いで再び気分が悪くなり外のベンチの方がましらしい。
そのうち体温も高くなり、息ずかいも荒い様子。 ラーメンは出来たけど食べるどころではなくなる。
これは熱中症になりかかっているのではないかと、病院で点滴を受けた方が良さそうと話し合う。
「旅行先なので救急車を呼ぼう」と言うことになり、お店の方に救急車を呼んでいただく。
店の前に到着した救急車。
具合が悪い本人のKと母親と友人の3人が救急車に乗り込む。
運ばれた先は京都第二赤十字病院でした。
救急車の中で熱を測ると、39.7℃に上がっていたそう、救命士の方も救急車を呼んで大正解と言われたそう。
病院では2時間の点滴と血液検査、服薬を処方していただき夕方ホテルへ。
3人少なくなってしまったけれど、全員で病院は行ってもしょうがないので(チビッ子がいるので)
引き続き観光ツアーは続行することにしました。
次の二条城は生憎夏の間は火曜日が定休日で入れないんだって~
残念だけど車の中から外観だけ観光。
二条城を飛ばしたので、ゆっくりと銀閣寺観光。 6人に減ってしまって寂しい・・・
お庭の景観が素晴らしいけれど、暑いのでゆっくりしたくない雰囲気。
参道に戻りかき氷でのどを潤す~ ここでゆっくりし体の中から冷やすのが一番!
予定のコースでは2年坂・3年坂から清水寺へ行くところですが、早朝散歩で娘と私は行ってしまったと話すと
どこか希望があれば変更しましょうとドライバーさん。
すかさず、では伏見稲荷へ行きたいと~
外国人の人気ナンバーワンのスポット、伏見稲荷。
猛暑の中とあって、日本人は夏の京都観光は敬遠しがち、その代り沢山の外国人が訪れていました。
予定の時間より少し早目だけど、2日目の宿「新都ホテル」へ送って戴き観光ツアーは終了しました。
夕食はホテル近くの居酒屋さんで~
病院から戻って、体調不良の本人は部屋で休ませて、残り8名で夕食です。
完全な熱中症と診断されたそう、喉も痛かったらしいので風邪気味であったことと、来日前にハワイで1週間を過ごしてきたこと、
時差ボケと朝食を抜いてしまったこと、いろんな要因が重なって熱中症となってしまったようです。
でも早めに救急車を呼んで、最悪のパターンにならずに済んだことで安堵しました。
猛暑の中、チビッ子たちも頑張りました~
ホテルの部屋からの眺め、ホテルのチャペルがライトアップされて綺麗。
翌日は最終日観光、どうなる?