俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『偕楽園散策』

2008-03-10 22:39:36 | Weblog
やっと本格的な春の到来を思わせる気候となりました。
暖かさに誘われて、昨日は水戸の「偕楽園」に観梅としゃれ込んで行ってみました。

見頃の梅もありましたが、ざっと見て四分咲きと言ったところでしょうか。
今度の週末には本当の見頃を迎えるのではないかと思われました。

「偕楽園」は金沢の「兼六園」、岡山の「後楽園」とともに「日本三公園」のひとつに数えられています。
周辺の緑地と合わせて「偕楽園公園」と呼ばれていて、その面積は300haもあり、市街地にある都市公園では世界一のニューヨークのセントラルパークに次ぐ広さになっているそうです。

水戸郊外までは快適なドライブでしたが、目的の偕楽園が近づくにしたがってダラダラ渋滞し、2km手前からはほとんど進めない状態となったので、横道へ逸れ、千波湖西岸にある桜山橋のたもとの駐車場に車を停めました。

沢渡川のほとりのまだ小さめの梅を見ながら、午後の暖かな陽射しにまもられて、2kmの道のりをぶらぶら散歩歩きです。
常磐線の跨線橋であるエレベーターの付いた梅桜橋を渡ると、そこは偕楽園でした。急坂の丘を登りきると、目的の好文亭です。

☆       ☆       ☆       ☆

「腹が減っては戦もできねぇ」とばかりに、好文亭入り口前にある土産物屋の奥の茶店に飛び込みました。
メニューを覗くと“梅そば”とある。さすが梅林、梅の里。
早速に“梅蕎麦”なるものは何か、酸っぱくないか?と訊いたら、「蕎麦に梅ジソと梅干が入っています」という当たり前のような説明。「それほどの酸っぱさではない」と、高校生のアルバイトとおぼしき可愛い子ちゃんが云うので所望した。

しばらくして出てきた“梅蕎麦”なるものは、掛け蕎麦に梅ジソと梅干一個が入ったものでして、云わば、梅茶漬けの御飯の代わりに蕎麦を入れ換えたものでした。~あ~すっぱ!

好文亭に入ると、人、人、人・・・、来る途中の車の大渋滞状態です。
三階に上がる急階段など手すりにつかまっていないと落っこちそう。前に後ろに人が連なって、一歩上がっては待つ、待っては又一歩の大渋滞、なかには二本の杖を持ったお婆さんまでもが這いつくばって、次の一歩を待っている状態でした。

それでも三階の「楽寿楼」に出ると千波湖が眼下に広がり、3000本の梅林が丘のかなたまで見渡す限り・・・
そして、風が「ふぅ~っ」と吹き抜けると、その心地よさに、おもわず、皆んなの「ウワーッ」という歓声が上がったのでした。

☆       ☆       ☆       ☆

帰りがけ、庭園を散策しながら丘を下りると、水戸梅まつりの2008年「梅大使」をモデルに、3~40人ぐらいのカメラマンが群がって撮影会が行われていました。
早速にカメラを向けましたが、午後の3時を回っていたので撮影会も終りに差し掛かっておりました。

「これで終了です!最後に大使のみなさんはぁ!一番良い男の方を見てやって下さい!」と司会者が声を張り上げた。

すると、可愛いモデルちゃんは、ワルポンのほうに目線をくれたのです。
シャッターチャンスを逃す筈がありません!
だって、しばらくの間、ず~っと見つめていてくれたんですから・・・


水戸は仙台、名古屋と並んで、○○の日本三大産地と言われておりますが、ワルポンは今日から考えをあらためたのでした。