俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『桜を愛でる』

2008-03-30 11:21:26 | Weblog
朝起きると空は真っ青に晴れ渡り、穏やかな一日になりそうな、正に絶好のお花見日和です。

昨夜から考えていた通り、お花見はやっぱりお江戸、東京でしょう!
東京と云っても、あちこち沢山の桜の名所がありますけれど、やっぱり新宿御苑でしょう!

赤坂御苑で行われる春の園遊会におよばれ頂くなど、天地がひっくり返ったって有り得ないことですし、首相主催の観桜会は毎年、新宿御苑で開かれておりますけれど、これとてご招待がある筈もございませんので、しからば先手を取って、勝手に新宿御苑に行くことに決めました。

折角ですから、新宿御苑に関する能書きを、全くの受け売りですが記載させて頂きます。
《江戸時代に信州高遠藩主内藤家の屋敷があったこの地に、新宿御苑が誕生したのは明治39年のことです。皇室の庭園として造られましたが、戦後、国民公園として、一般に公開されました。広さは58.3ha、周囲3.5kmの庭園には、フランス式整形庭園、イギリス風景式庭園、そして日本庭園が巧みにデザインされ、明治時代の代表的な名園と云われています》 (新宿御苑のネットとパンフから、いいとこ取りして抜粋)  

☆       ☆       ☆       ☆

園遊会、観桜会ではどんな料理が出されるのか想像もつきませんが、我が家のお花見でも、とり合えず高級感を出すには、コンビに弁当ではいけませんので、日本橋三越本店の地下食料品売り場で豪華・お花見弁当を買い求めることに致しました。

ティファニーのある入り口から入り、地下に下りて、途中、肉のコーナーのショウケースをのぞくと、松坂牛100g10,000円が目に飛び込んできました。
やっぱり三越本店だ!高級感いっぱいで溢れていますネ。

高鳴る胸を押さえながら、弁当、惣菜のエリアへ進むと、ありました高級弁当が・・・
中華風、洋風、うなぎ、寿司、ちらし、すき焼き、牛肉弁当、炊き込みご飯、赤飯、お餅、サンドウィッチ風、揚げ物、フライ、角煮、煮物、焼き魚、ローストビーフ、サラダ・・・
あたりを二順しても、頭がくるくるフル回転し続けて、目移りして、品物が決まりません。

あれも食いたい、これも食いたい、心が揺れ動く。
情けない!たかが弁当なのに、決断出来ない。
迷いに迷って、清水の舞台から飛び降りた気持ちで・・・えェーい!しょうがない。
花見だ、和風だ!
和風お花見弁当をゲット!

☆       ☆       ☆       ☆

途中、北の丸、千鳥が淵、英国大使館の桜を見ながら目的の新宿御苑へと道を急いだのでしたが、平河門の信号待ちをしている時に、車の間をすり抜けていった自転車の若者のバッグから、財布が落ちたのです。車が渋滞している間に走り去ってしまいました。

拾い上げた財布をワイフが北の丸の交番へすぐに届けたのですが、なかなか出て来ない。
痺れを切らして様子を見に行くと、おまわりさんは「駐車違反になるといけないから、ご主人は車に乗っていて下さい」というばかり。
要領の悪いおまわりさんで、結局、届出に30分も掛かってしまったのです。

新宿御苑に着いたら大木戸門の駐車場は長蛇の列。
小学校の頃から障害物競走の得意なワルポンは、すぐさま裏通りの駐車場へ。
ワルポンの車の高さは1.62mなのですが、その立体駐車場の車高制限は1.6m。管理人曰く、「奥さんと二人で乗ってれば車体が沈むので大丈夫」とのたまう。ナルホド無事入庫。

新宿御苑への入場券購入にも順番待ちの長い列。
やっとこ入ったら、午後の2時半をとうに回っておりました。

でも、でも、園内は想像以上の豪華絢爛・桜の花の大歓迎を受け、感嘆!感動した。

早速見つけたベンチで弁当を広げ、舌鼓。
花より団子・・・

余は満腹じゃ!
余は満足じゃ!


いえいえ、本当に桜を堪能したのですーぅ。
                         3月29日記