きつねうどんは関西が発祥の地らしい。
関東には、きつねうどん、きつねそば、たぬきうどん、たぬきそばが存在しています。
「きつね」には、油揚げを斜に切ったのが2枚のっていて、「たぬき」は,天かすと鳴門巻き1~2枚、昆布少々がのっている。
関西には、「きつね」と、「たぬき」しかないらしい。「きつね」はきつねうどんで、「たぬき」は、うどんが入れ替わっただけの「そば」とのこと。
紛らわしい。
狸(たぬき)と狢(むじな)も、よく区別できない。
現に、狸のことを狢と呼んでいる地方もあるそうだ。
本当は、狸はイヌ科に属し、丸顔で、口先がとんがっていて、尻尾が短く先が黒で太い。狢はイタチ科で、穴熊、ササグマ、マミなどと呼ばれていて、顔が全体として面長で、尻尾が狸よりもしょぼい。
猟師の間では狸は臭くて喰えないが、狢は大変美味しいとのこと。
他にも日本には、狸と狢に似た動物で、外来種のアライグマやハクビシンも野生化して、最近、問題になっています。
☆ ☆ ☆ ☆
狸は雑食で、何でも食べます。残飯でも、魚の頭やはらわたでも何でも食べます。特に、生きたトノサマガエルやヘビは大好物です。
ひょうきんな顔をしていますが、なかなか獰猛(どうもう)で、生きるために食う戦いに挑みます。あっと言う間に飛びついてかみ殺し、両手で押さえて頭から食べつくします。
ワルポンの親父は、動物が大好きでした。
近所の猟師にもらった子狸にミルクを飲ませて育てて、家族の一員にしたのです。
お蔭で、爬虫類、両生類の餌取りをよく手伝わされたものです。
他にはヤギも飼っていて、毎朝、朝飯前に山のように食用にする草を背負ってくる姿は、子供心に感心ものでした。
ただ、メスは乳を搾れるので役に立つのですが、オスヤギは臭いがくさいだけで何のために飼っていたのか、未だに不明です。
孔雀は放し飼いにしていましたが、空を飛ぶので高い木に止まって、なかなか小屋に戻ってくれませんでした。
七面鳥は小高い所から滑空するだけで飛べません。オスは、赤い服を着た女性や子供を見つけると、興奮して羽を膨らませ地面に羽先をずりつけながら、素っ頓狂な声を上げて追いかけます。
ニワトリの一種で真っ黒の「唐丸」は、長~いかん高い声で鳴くので、うるさいのです。
名古屋コーチンの卵は赤茶色で黄身の色も濃くて、栄養価が高いと自慢でした。
孔雀や七面鳥の卵はニワトリよりも、一嵩も二嵩も大きく、病気をした人のお見舞いに、さし上げて、喜ばれていたようです。
犬は秋田犬の「くろ」、コッカースパニエルの「メリー」で、どちらも真っ黒です。
猫は3匹いて、よくネズミを捕まえては自慢げに我々へ見せにくわえてきました。尻尾は固いためか残すのですが、それを学校に持ってゆくと、一本につきキャラメル2個貰えるのでした。
猿の「太郎」は、檻の鉄格子に両手両足で摑まって、激しくガタガタ音をたてて揺すって、しつこく食事の催促をします。
ウサギは、生まれた子供を人間がいじると、子育てを放棄してしまいます。
伝書鳩は、訓練のため遠くから放すと一目散に飛んで帰ります。その時に付いて来る鳩もいて、多い時には60羽ぐらいまでふえました。
鷽(うそ)は、頭が黒で、ほおは赤く、体は灰色をしていて、手にのります。かん高い透きとおった声でよく鳴きます。
十姉妹、文鳥は、繁殖旺盛で大変です。
カナリヤは歌を忘れて、本当に啼かないのもいるんです。
ふくろうも、ちょっとの間ですが育てましたし、ヤマガラは「落とし」で、ヒワは「かすみ網」で捕まえて、飼い慣らしました。
みんなよくなつきました。
☆ ☆ ☆ ☆
今日は、早いもので、24回目の親父の祥月命日です。
ワルポンも犬を飼ってから、もうすぐ15年になります。
そのもん次郎は、今日も夕食の前の狸寝入りです。
関東には、きつねうどん、きつねそば、たぬきうどん、たぬきそばが存在しています。
「きつね」には、油揚げを斜に切ったのが2枚のっていて、「たぬき」は,天かすと鳴門巻き1~2枚、昆布少々がのっている。
関西には、「きつね」と、「たぬき」しかないらしい。「きつね」はきつねうどんで、「たぬき」は、うどんが入れ替わっただけの「そば」とのこと。
紛らわしい。
狸(たぬき)と狢(むじな)も、よく区別できない。
現に、狸のことを狢と呼んでいる地方もあるそうだ。
本当は、狸はイヌ科に属し、丸顔で、口先がとんがっていて、尻尾が短く先が黒で太い。狢はイタチ科で、穴熊、ササグマ、マミなどと呼ばれていて、顔が全体として面長で、尻尾が狸よりもしょぼい。
猟師の間では狸は臭くて喰えないが、狢は大変美味しいとのこと。
他にも日本には、狸と狢に似た動物で、外来種のアライグマやハクビシンも野生化して、最近、問題になっています。
☆ ☆ ☆ ☆
狸は雑食で、何でも食べます。残飯でも、魚の頭やはらわたでも何でも食べます。特に、生きたトノサマガエルやヘビは大好物です。
ひょうきんな顔をしていますが、なかなか獰猛(どうもう)で、生きるために食う戦いに挑みます。あっと言う間に飛びついてかみ殺し、両手で押さえて頭から食べつくします。
ワルポンの親父は、動物が大好きでした。
近所の猟師にもらった子狸にミルクを飲ませて育てて、家族の一員にしたのです。
お蔭で、爬虫類、両生類の餌取りをよく手伝わされたものです。
他にはヤギも飼っていて、毎朝、朝飯前に山のように食用にする草を背負ってくる姿は、子供心に感心ものでした。
ただ、メスは乳を搾れるので役に立つのですが、オスヤギは臭いがくさいだけで何のために飼っていたのか、未だに不明です。
孔雀は放し飼いにしていましたが、空を飛ぶので高い木に止まって、なかなか小屋に戻ってくれませんでした。
七面鳥は小高い所から滑空するだけで飛べません。オスは、赤い服を着た女性や子供を見つけると、興奮して羽を膨らませ地面に羽先をずりつけながら、素っ頓狂な声を上げて追いかけます。
ニワトリの一種で真っ黒の「唐丸」は、長~いかん高い声で鳴くので、うるさいのです。
名古屋コーチンの卵は赤茶色で黄身の色も濃くて、栄養価が高いと自慢でした。
孔雀や七面鳥の卵はニワトリよりも、一嵩も二嵩も大きく、病気をした人のお見舞いに、さし上げて、喜ばれていたようです。
犬は秋田犬の「くろ」、コッカースパニエルの「メリー」で、どちらも真っ黒です。
猫は3匹いて、よくネズミを捕まえては自慢げに我々へ見せにくわえてきました。尻尾は固いためか残すのですが、それを学校に持ってゆくと、一本につきキャラメル2個貰えるのでした。
猿の「太郎」は、檻の鉄格子に両手両足で摑まって、激しくガタガタ音をたてて揺すって、しつこく食事の催促をします。
ウサギは、生まれた子供を人間がいじると、子育てを放棄してしまいます。
伝書鳩は、訓練のため遠くから放すと一目散に飛んで帰ります。その時に付いて来る鳩もいて、多い時には60羽ぐらいまでふえました。
鷽(うそ)は、頭が黒で、ほおは赤く、体は灰色をしていて、手にのります。かん高い透きとおった声でよく鳴きます。
十姉妹、文鳥は、繁殖旺盛で大変です。
カナリヤは歌を忘れて、本当に啼かないのもいるんです。
ふくろうも、ちょっとの間ですが育てましたし、ヤマガラは「落とし」で、ヒワは「かすみ網」で捕まえて、飼い慣らしました。
みんなよくなつきました。
☆ ☆ ☆ ☆
今日は、早いもので、24回目の親父の祥月命日です。
ワルポンも犬を飼ってから、もうすぐ15年になります。
そのもん次郎は、今日も夕食の前の狸寝入りです。