俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『“東山魁夷生誕100年展”にふれて』

2008-05-10 21:52:25 | Weblog
今日は、小雨模様の一日でした。

「どうせ今日は雨だからサイクリングにも行けそうにないから、たまには文化芸術にふれて、人間性をとり戻しに行こうよ」と、ワイフがいう。
5月18日まで東京国立近代美術館で開催されている東山魁夷展の入場券を入手してあるという。

券の入手をもう少し正確に言うと、ワイフの友達に頂いたものです。
いえ、もっと正しく言うと、ワイフの同級生だった友達のお嬢さんが準備した券を、ワイフの友達が、ワイフの留守の間に届けてくれたものです。

と言う事で、大変恐縮して感謝して押し頂いて、鑑賞させて頂いた次第です。

☆       ☆       ☆       ☆

「道」、「花明り」、「濤声」、「白い朝」、「冬華」、「白い朝」、「揚州薫風」・・・

東山魁夷の描いた風景や自然は、見る者の誰にも判りやすく目に飛び込んできて、心を生まれた時のままのような無垢の自然な気持ちにさせてくれました。

緑深き山の森に身をゆだねてまどろみ、しばしの間、時を忘れて過ごしたような時空から、再び、喧騒な日常に戻るのが、天空から下界に戻るかのように感じられて、会場を後にしました。

☆       ☆       ☆       ☆

以前、水彩画を始めようと、絵の描き方の月刊誌を購入したことがあるのを思い出した。
その付録の水彩画の道具も、どっかにしまってあるはず・・・

明日天気が良ければ、新緑の風景を描いてみよう~っと!
気分はもうすでに、東山魁夷になった気分です。


昔、日活のヤクザ映画を見て、映画館から出てくると、まるで自分が主人公になりきって、強くなった気分で肩をいからせて出てくるのに似て・・・

描いた絵は、きっと、とても、東山魁夷の絵に似てることには・・・