俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『ローカル線の鹿島線』

2008-05-21 23:16:38 | Weblog
台風4号の影響を受けた低気圧による昨日の荒天とはうって変わって、すばらしい五月晴れが久しぶりに戻ってきて、穏やかでさわやかな一日となりました。

今日は鹿島神宮までローカル線の、のんびりとのどかな一人旅です。(もっとも、勿論仕事で、ですけどね)
満杯に水を張った田圃には、初々しい早苗がきれいに並んで、そよ風を受けていました。
乗客はまばら、4人掛けのボックスシ-トを独り占め、ぐっすり朝寝を決め込みました。

成田線の途中から分岐する「鹿島線」は、「佐原」駅の次の「香取」駅から「鹿島神宮」駅までですが、運転系統上の分岐点は「佐原」かららしい。
千葉に住んで20年になりますけれど、千葉県内のJR線の各路線名と区間については、非常に複雑で判りづらく、未だに覚えていないので、成田線についてもこれ以上の説明を省略いたします。

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沿線では、水郷の「あやめ祭り」や、佐原の小江戸の町並みも楽しめます。
往時の都と江戸を結ぶ船便の要所としての旧跡が山盛り沢山です。

常陸国一の宮「鹿島神宮」と下総国一の宮「香取神宮」の御祭神が、12年に一度の午年に利根川の水上で出会う「御船祭」(おふなまつり)は有名で、一度は見てみたいものです。

歌舞伎に縁の深い成田山のある成田駅のひとつ先の「久住」(くずみ)には、「成田屋」と呼ばれる初代市川団十郎の墓(東光寺)などもあり、各所に歴史を感じることが出来ます。

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一日しっかり働かされて、帰途に着きました。


帰りの電車は高校生の通学列車と化しておりました。

床にカバンを放り投げたザンバラ頭、茶髪、Yシャツのボタンを上から3つ外すのが流行らしい。電車の床にべとっと座り込む奴。他をはばからず大声で話す、笑う、嬌声を上げる。
男子高校生には興味がありません。

女子高生は皆、可愛らしい。
テキストを開いて予習復習する子、明るく談笑する子、メールに耽る子、瞑想する子(単に寝ていただけかも・・・)。みんな良い子ばかり・・・?

いや、中には男子と同じようなのもいました。

茨城県鹿嶋市から千葉県香取市へ帰る高校生の数、相当大勢!越境通学か?

「君たち!茨城の高校に通っているの?」と、中でも一番可愛い3人組に、微笑みを湛(たた)えて、この上なく優しく声をかけた。
すると、
「中学生ですッ!」のきびしい大きな声の抗議の三重奏!

中学生と高校生の歳の差、今時の子は年令不詳です。

29歳までの独身女性と、1個でも上の30歳の独身女性とでは、気遣いの仕方が違うのは理解しているつもりですが・・・


女性大好きのワルポンは退散・・・