四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

万年筆

2015-10-19 12:02:30 | 日記
最近、万年筆が見直されてきているらしい。
パソコンの文字は、確かに手書きに比べて味気ない。

因幡晃さんの歌『わかって下さい』の歌詞にこんなことが書かれている。
♪これから淋しい秋です ときおり手紙を書きます
  涙で文字がにじんでいたなら わかって下さい 

また、井上陽水さんの名曲『心もよう』には、
♪さみしさのつれづれに 手紙をしたためています あなたに
  黒いインクがきれいでしょう 青い便箋が悲しいでしょう

メールが主流の時代、手紙などはほとんど書かなくなってしまった。
書いたとしてもパソコンで書いてしまう。もっとも字が下手だからパソコンに頼る。

自分が若かった頃、セーラー万年筆から「キャンディ」というカラフルで可愛い安価な万年筆が流行った。
ピンクや水色、黄色、グリーンなど数色の種類があったかな。
それに合わせてインクも各色あった。香りのするインクもあったような気もする。

女の子たちはそれを使って手紙を書いたり、イラストを描いたり・・・。
パソコンではできない何か「味」があったなぁ。

でも、僕はカラフルなインクで書かれた手紙は一度ももらったことがない。

上記に紹介した曲、若い子には意味が分からないかもしれない。


コメント
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