入院中は退屈であった。
テレビはもとからあまり見ない。
まして昼間の番組などよくわからない。
ラジオを聴こうと思ったけど、イヤホンが無い。
イヤホン無しで音量を小さくして食堂(面談室)で、
聴いていた人はいたけど。
スマホでユーチューブ。
でも僕の契約はワイファイがあるところだったらいいが、
無いと容量を使うから値段がアップしてしまう。
もちろんイヤホンなども持っていない。
そうなると本を読むことになる。
文庫本は字が小さくて読みづらい。
小説も一冊読んだが部屋が少し暗いせいか目が疲れる。
そうなると益田ミリさんのコミックエッセイ。
実は私、益田ミリさんのファンなんです。
10年ぐらい前に新聞のエッセイに連載していて知った。
当時、アラフォーの女性に人気があったらしい。
益田ミリさんのいろんなコミックを読んでいると
その世代をターゲットにしたものが多い。
というか、益田ミリさん自身もほぼその世代だから
等身大としてコミックエッセイを書いているのかな。
60過ぎの親父が益田ミリ。
ちょっと合わないかもしれないが家には何冊かある。
「すーちゃんシリーズ」「泣き虫チエ子さん」「僕の姉ちゃん」
初めて買ったのが「夜空の下で」。
個人的に一番好きなのは「今日の人生」。
まだまだあるけど、病院で読んだのはこれぐらいだったかな。すべて再読。
益田ミリさんのコミックエッセイ。
なんだか癒される部分もある。
そして男として女心(女性心理)もなんとなく伝わってくる。
再読してみるとやっぱりおもしろい。
入院中だったからこそ再読できたのかもしれないね。