四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

泉谷しげる 『帰り道』

2020-12-28 10:02:51 | 音楽
泉谷しげるさんの『帰り道』
この歌を初めて聴いた時はまだ中学生。
歌詞の意味は実感はなく、ただ聞き流していた。

働くようになったある時、
この歌がものすごく心に響いたことがあった。

♪三年たったら楽になれるというから
 僕はがまんをして働いてきた
 その時 彼の言うことは
 僕のために言ってることだと
 思ったから彼の言う通りに
 汗もふかずに 働いてきたんだ

石の上にも三年という。
その言葉の意味は知っていた。
でも・・・。

仕事をしていてくじけた時、辛かった時、
この歌が心の支えになっていた時期があった。

♪三年たったのに もう三年たったのに
 三年三年たったのに もう三年たったのに
 僕はけだるい顔をして歩いている 帰り道

なにか僕自身の等身大として聴こえてくる部分もあった。
この歌が僕の応援歌として働いていたあの頃。

星を見つめながらの帰り道。
何度も転びそうになった。
ドブに落ちそうになったこともあった。
まっすぐと進まなければ家にたどり着けれないのに
右に曲がって一休み。

自分が歩いてきた道。
今になれば懐かしさが蘇ってくる。
あの頃はやはり若かったんだな。

帰り道/泉谷しげる
コメント
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