去年の9月13日。暑い日だった。
朝からから息苦しい。微熱がある。
昼前になると高熱。息がハーハーする。
嫁さんに送ってもらい総合病院へ。
コロナ検査。陰性。そして診察へ。
真菌性肺炎。即、入院。
パルスオキシメーターと言う言葉は知らなかった。
洗濯バサミみたいなやつを指に挟んで酸素の測定。
集中治療室へ。
酸素が足らない、肺はカビだらけ。
そして翌日14日の深夜から15日の未明。
危篤状態になった。
人工呼吸器も着けていたという。
このことは覚えていない。
眠りの中だった。
コロナの患者さんの病院内の映像が映し出されると嫁さんは言う。
「あんな風だった」と。
僕にとってあの日は忘れられない。
一度死にかけた。そしてなんとか今日まで生きている。
♪生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木もれ陽がまぶしいということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみをすること
あなたと手をつなぐこと
生きているということの意味。そして大切さ。
あの日を境に自分の考え方も少し変わったかもしれない。
毎日を有意義に過ごしたい。
♪生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
おこれるということ
自由ということ
生きていること、生きて行くこと
とても考えさせられる。
♪生きているということ
いま生きているということ
人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ
小室等さんの『いま生きているということ』
作詞は谷川俊太郎さん。作曲は小室等さん。
谷川さんの詩は好きだ。
この詩に曲を付けた小室さんのメッセージが心に響く。
今月下旬に1年が経過したということで検査などを行う。
悪い結果は出ないと思うけど、健康管理は常日頃、気を付けたい。
Hitoshi Komuro (小室等) - いま生きているということ