今日4月13日は「喫茶店の日」。
1888年のこの日、東京の上野に日本初の喫茶店「可否茶館」が
開業したことにちなんで制定されたそうです。
喫茶店。
若いころはここが癒しの場。
コーヒーを飲みながら雑誌やマンガ本を読む。
タバコを吸いながらボケーっとするのが好きだった。
好きな女の子ができれば、まず誘うのは喫茶店。
♪喫茶店に彼女とふたりで入って
コーヒーを注文すること
あぁ それが青春
喫茶店は青春だった。
喫茶店は文化でもあった。
喫茶店からいろんな情報も得ていた。
営業職をやっていた頃は、まず最初に喫茶店。
コーヒーを飲んで新聞を読んでから得意先へ。
いつからか喫茶店はカフェに変わってきた。
古くから営業している喫茶店は、
レトロ喫茶として若い人たちに注目されているとも聞く。
時代は変わってきた。
喫茶店も変わってきた。
自分も変わってきた。
青春から老人へ。
♪喫茶店に ばあちゃんと二人で入って
しぶ茶を注文すること
あぁ それが老人
吉田拓郎さんの青春の替え歌『老人の詩』
「青春の詩」を聴いていた頃、60歳過ぎの人は皆老人に見えた。
いつのまにか自分も60を過ぎた。
『老人の詩』が心に響くようになってきた。
最近のカフェでは、緑茶orほうじ茶とおにぎり、そして無農薬野菜などを
使った料理の組み合わせのランチを提供する店もある。
お年寄りにはやさしいカフェである。
喫茶店からカフェ。
青春から老人。
時の流れを感じる今日この頃である。
老人の詩