卒業式のシーズン。
コロナウィルス感染拡大防止のため
中止や規模縮小する学校もあったけど
やはり一生に一度しかないのだから
想い出に残る卒業式にしてほしいものだ。
半崎美子 さんの『サクラ~卒業できなかった君へ』、
この歌は、卒業できずに亡くなってしまった方の、
実話が元となって作られている異色の卒業ソングである。
♪ 同じカバンに詰め込んだ日々と
並べた机に刻んだ日々と
枝先に膨らんだ うららかな春
本当はあなたもここにいるはずだった
くだらないこと言い合って
肝心なことは言えないまま
止まった季節を追い越して
残った光を探してた
桜 花びらが舞う 一緒に見ていた夢を
ふわり空にのぼった あなたに送りたい
並べた机に刻んだ日々と
枝先に膨らんだ うららかな春
本当はあなたもここにいるはずだった
くだらないこと言い合って
肝心なことは言えないまま
止まった季節を追い越して
残った光を探してた
桜 花びらが舞う 一緒に見ていた夢を
ふわり空にのぼった あなたに送りたい
最後に見たあなたは
いつも通りの笑顔だった
行く宛のない気持ちだけ
進んだ時間を巻き戻す
桜 花びらが散る
あの日この場所で
ひらり風に吹かれて
何を思っていたんだろう
桜 花びらになり いつか会いに行く
桜 花びらが舞う 一緒に見ていた夢を
ふわり空にのぼった あなたに送りたい
ふわり空にのぼった あなたに送りたい
あなたに送りたい
この歌を聴くと9年前の東日本大震災を思い出す。
津波で亡くなった級友。
いっしょに卒業できたのに・・・。
震災地の学校の卒業式でも歌われているという。
復興、復興といっても心の復興はいつ来るだろう。
じっくりと聴くと切なく哀しくなってくる歌でもある。
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