2022年の世相を一時で表わす「今年の漢字」が『戦』に決まった。
戦略、戦争、熱戦、激戦・・・。
ウクライナ侵攻やサッカーワールドカップの熱戦などから選ばれたらしい。
う~ん。『戦』ね。
自分にとってはしっくりとこない。
この国のお偉いさんは国家防衛戦略として軍事費の予算を大幅アップ。
庶民にとっては物価高との戦いなのに、気安く増税でも考えている。
お国の偉いさん方と庶民との『悲惨な戦い』が起きなければいいのだが・・・。
『悲惨な戦い』
こういう歌もあったなぁ。
なぎら健壱さん。若干20歳の時に五つの赤い風船解散コンサートで歌って大うけ。
そしてレコード発売。
ジャケットのイラストは、なぎらさん自ら描かれたといわれている。
深夜放送などラジオからでも流れていたが、いつのまにかNHKを筆頭に放送禁止。
時は流れて今ではラジオからでもかかることもしばしばある。
解禁されたのか。和解されたのか・・・。
なぎら健壱さんと相撲協会、NHK。
『悲惨な戦い』にならずに良かった。
コミカルな歌だけど落語的な要素もあって名曲だと思っている。
悲惨な戦い/なぎらけんいち
大多数が放送する側が文句を言われる前に
自主規制していたといいます。
厳密な決まりもなかったので、気が付いたら
いつの間にか放送されていたって事もありますね。
流石に4文字が入っているのは厳しいですが。
(三上寛さんとかね)
それにしてもジャックスの「からっぽの世界」は、
〇しという言葉が使われていて長年再発されなかったのに、
今は再発されています。
それなのに拓郎さんの「ペニーレインでバーボン」は、
〇んぼ桟敷が引っかかって今でも再発されないのは
どんな差があるんでしょう?
という事を書こうとしていたのですが、
「ペニーレインでバーボン」を含めた「今はまだ人生を語らず」と「COMPLETE TAKURO TOUR 1979 完全復刻盤」のCDが
12月21日に発売されるのだとか。これは気になるなぁ。
CDが普及はじめた頃、私が初めて買ったCD
CBSソニーから発売された吉田拓郎さんの「歌草子」
ソニー時代のシングルとアルバムをほぼ網羅されていて
「ペニーレインでバーボン」も収録されてます。
また「今はまだ人生を語らず」のCD選書にも収録されていたかと思います。(これは持っていない)
この紙ジャケ復刻盤は残念ながら収録されてません(これは持ってます)
またフォーライフから1990年に発売された「COMPLETE TAKURO TOUR 1979 」
これも「ペニーレインでバーボン」も収録されてます。(これは持っています)
いつからどのような経緯で発売中止になったのか、
正直な話しあまり気にしてませんでした。
「ペニーレインでバーボン」が収録されているCDが手元にあればそれでいい。
それぐらいの気持ちです。
これは購入すると思います。
「今はまだ~」は、CD選書のは発売1週間ぐらいで発売中止になったらしく、
かなりのプレミアが付いていたようですね。
今回の再発は音質のいいCD仕様ですが、限定盤はSACDのハイブリッド仕様なるもので、
SACDを再生できるプレイヤーが必要だとか。
通常のCD部分は普通のプレイヤーでも再生できるようですが、
無理に買う必要はなさそうです。
なぎらさんの項目に拓郎さんの事ばかりになってしまいましたね。すみません。
拓郎さんの70年代を網羅するこのアルバム3枚組は
聴きごたえがあるかと思います。
久しぶりに私も聴いてみようかな・・・。