四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

コミック『喫茶アネモネ』柘植 文:著

2021-02-17 10:46:02 | 
月曜日の中日新聞朝刊に連載されている『喫茶アネモネ』
毎週月曜日が楽しみで朝一番でこれを読む。
この好きなコミックが本になった。

早速、買ってしまった。

とある町にある、ちょっとした商店街の昭和の雰囲気が残る喫茶店アネモネ。
マスターとバイトのよっちゃん。
そして個性豊かな常連のお客さん。
喫茶店での会話がおもしろい。

カフェではない。
喫茶店である。
昭和の頃はこういう喫茶店がどこにもあった。
気軽にお店の人と話しができた。
お客さん同士で会話を楽しんだ。
喫茶店は交流の場でもあった。

いつのまにかこういう店が少なくなってしまった。
だから一層、読んでいて懐かしさを感じるのだろうか。
読んでいて喫茶アネモネに行ってみたくなる。
ここのコーヒーを飲めばきっと心も温かくなるだろう。

裏の帯にこう記されている。
「読むうちに、あなたもアネモネの常連さんに仲間入り!」
いつのまにか常連客になっている自分がいた。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 小椋佳 『想い出して下さい』 | トップ | 吉田拓郎 『ふざけんなよ』 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事