四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

ボブ・ディラン 『風に吹かれて』

2016-10-14 11:50:34 | 音楽
今僕は、ディランの2ndアルバム「フリーホイーリン・ボブ・ディラン」を聴いている。
学生街の喫茶店の片隅ではなく、自宅で。
ギターとハーモニカ。独特のしゃがれた声でスピーカーから語りかけている。

久々にこのアルバムを聴いた。
ノーベル文学賞を受賞したから聴きたくなった。
30年ぐらい前に音楽評論家の富澤一誠さんが「昔、文学。今、フォークソング」という本を出された。
1冊の本から学ぶことも多いが、1曲のフォークソングから学ぶ事だって随分とある。

高校の英語の授業。
『風に吹かれて』を訳したことがある。

♪どれだけ道をあるけばいいのか?
  一人前の男と呼ばれるまでに

  その答えは、友よ、風に舞っている
  答えは風に舞っている

             ※湯浅学:訳 より

いろんな方が訳している。
英語の先生も高校の授業として訳していた。
僕たちは英語の文法などではなく、この詩の意味を学んだ。

ディラン、ノーベル文学賞受賞。
詩が好きな僕にとってうれしいニュースであった。
偶然にも中日新聞西三河版には「学生街の喫茶店」を歌った元・ガロの大野真澄さんが載っている。
中日新聞さん、何か予感でもあったのかな?
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