四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

小室等 『死んだ男の残したものは』

2021-01-15 10:15:55 | 音楽
先日、日本医師会の中川会長が記者会見でこんなことを言っていた。
「人は一生のうち、一回は戦争を体験する。今回のコロナは戦争です。」
私たちは今、コロナウィルスとの戦いの真っただ中にいるのかもしれない。

自宅待機から容体が急変して救急搬送。
しかし、病院に行くまでに亡くなられた方も多数いる。
病院はひっ迫状態。まさに戦場。

コロナウィルスが日本で見つかって今日で一年。
一年間闘い続けても収まらない。
いつまでこの状態がつづくのか。

こんな時代だからこの歌の詩が胸に突き刺さる。
♪死んだ男の残したものは
 ひとりの妻とひとりの子ども
 他には何も残さなかった
 墓石ひとつ残さなかった

『死んだ男の残したものは』
作詞:谷川俊太郎さん 作曲:武満徹さん
この歌は、高石友也さんや森山良子さんなど多くのアーティストが歌っている。
自分は小室等さんの歌い方が好き。
この歌のメッセージを聴く側に語りかけている。
じっくりと聴くと戦争の哀しさが伝わってくる。

小室等 死んだ男の残したものは

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4 コメント

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この歌 (hirorin)
2021-01-15 11:06:56
割と好きな曲なんですけど、なんと作詞が谷川俊太郎さんだなんて、今の今まで知りませんでした。
そう聞いて、ますますしみいりますね。
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Unknown (mansinyosou)
2021-01-15 12:00:33
そうなんです

何も残せないのです

そして、捨てるものばかりかな…

「人生は究極のムダです
 死は必ず来るのだから
 しかし、意味のあるムダです」
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hirorinさんへ (四代目桶屋金之助)
2021-01-15 16:33:02
谷川俊太郎さんの詩は心に沁みるものが多いですね。
好きな詩人の一人です。
返信する
mansinyosouさんへ (四代目桶屋金之助)
2021-01-15 16:40:28
コメントありがとうございます。
コロナ禍の今、何かおかしくなってきてますね。
だからこの歌が心に沁みます。
返信する

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