四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

ザ・ディランⅡ 『プカプカ(みなみの不演不唱ぶるうす)』

2020-04-02 15:54:07 | 音楽
♪俺のあん娘は タバコが好きで
 いつもプカプカプカ
 体に悪いからやめなっていっても
 いつもプカオウカプカ
 遠い空から降ってくるって言う
 倖せってやつがあたいにわかるまで
 あたいタバコをやめないわ
 プカプカプカプカプカ

『プカプカ』
ジャズ歌手・安田南さんをモデルとして象狂象=西岡恭蔵が創作
日本のフォーク史に残る名曲だと思う。
作詞作曲をした西岡恭蔵自身も歌っているし、
テレビドラマだったか映画だったか忘れたけど
桃井かおりさんや林隆三さんも劇中で歌っていたのを覚えている。

昨日4月1日から改正健康推進法により原則として
屋内は禁煙となってしまった。
だから飲食店や居酒屋なども禁煙。
愛煙家にとっては辛いだろう。
7~8年前までタバコを吸っていたから辛い気持ちがわかる。

自分が一番タバコを吸っていたのは20代~30代のころかな。
セブンスターを一日1箱半、約30本は最低吸っていたな。
飲みに行けばみんな必ず右手にはタバコ。
灰皿はすぐに吸い殻の山。

体には悪いことを知っていながらも、そんなこと関係なし。
あの頃はタバコも一種のアクセサリーだった。
だからタバコを吸う女性もどこかキャリアウーマンに見えた。

喫茶店もドアを開けるとタバコの臭いがする。
コーヒーを注文して出てくるのを待つまでは、
必ずといっていいほど吸っていたな。
喫茶店では店の宣伝用マッチを使っていた。
あのマッチの臭いも好きだった。

時は過ぎた。
時代は変わった。
自分もタバコをやめた。
今ではタバコの臭いが気になるようになってしまった。

『プカプカ』を聴くと青春時代のタバコの想い出が蘇る。

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2 コメント

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プカプカ (三代目店主)
2020-04-04 10:52:28
多くの人達に歌い継がれる名曲の1つですね。
当時のミュージシャンの多くは、タバコを題材にした楽曲をつくり、テレビでは必ずと言っていい程にタバコを吸うシーンがあったね(刑事もの・青春ものなど)。「たばこの煙」「ハイライト」・・・良い歌がたくさんあったのに、今は詩の中にタバコの文字さへ見当たらなくなってしまいました。

私もそれまで1日ショートホープを50本位吸ってましたが15年前に息子との約束でピタッtとやめました・・タバコを止めた人程タバコの匂いに敏感になるもんですね。
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三代目店主さんへ (四代目桶屋金之助)
2020-04-06 11:46:24
確かに以前はドラマや映画などタバコを吸うシーンが多かったですね。
それがまたかっこよかった。

五輪真弓さんの「煙草のけむり」
個人的にちょっと想い出の歌でもあります。
いつかこの歌の想いを書いてみようかな。
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