♪俺のあん娘は タバコが好きで
いつもプカプカプカ
体に悪いからやめなっていっても
いつもプカオウカプカ
遠い空から降ってくるって言う
倖せってやつがあたいにわかるまで
あたいタバコをやめないわ
プカプカプカプカプカ
『プカプカ』
ジャズ歌手・安田南さんをモデルとして象狂象=西岡恭蔵が創作
日本のフォーク史に残る名曲だと思う。
作詞作曲をした西岡恭蔵自身も歌っているし、
テレビドラマだったか映画だったか忘れたけど
桃井かおりさんや林隆三さんも劇中で歌っていたのを覚えている。
昨日4月1日から改正健康推進法により原則として
屋内は禁煙となってしまった。
だから飲食店や居酒屋なども禁煙。
愛煙家にとっては辛いだろう。
7~8年前までタバコを吸っていたから辛い気持ちがわかる。
自分が一番タバコを吸っていたのは20代~30代のころかな。
セブンスターを一日1箱半、約30本は最低吸っていたな。
飲みに行けばみんな必ず右手にはタバコ。
灰皿はすぐに吸い殻の山。
体には悪いことを知っていながらも、そんなこと関係なし。
あの頃はタバコも一種のアクセサリーだった。
だからタバコを吸う女性もどこかキャリアウーマンに見えた。
喫茶店もドアを開けるとタバコの臭いがする。
コーヒーを注文して出てくるのを待つまでは、
必ずといっていいほど吸っていたな。
喫茶店では店の宣伝用マッチを使っていた。
あのマッチの臭いも好きだった。
時は過ぎた。
時代は変わった。
自分もタバコをやめた。
今ではタバコの臭いが気になるようになってしまった。
『プカプカ』を聴くと青春時代のタバコの想い出が蘇る。
当時のミュージシャンの多くは、タバコを題材にした楽曲をつくり、テレビでは必ずと言っていい程にタバコを吸うシーンがあったね(刑事もの・青春ものなど)。「たばこの煙」「ハイライト」・・・良い歌がたくさんあったのに、今は詩の中にタバコの文字さへ見当たらなくなってしまいました。
私もそれまで1日ショートホープを50本位吸ってましたが15年前に息子との約束でピタッtとやめました・・タバコを止めた人程タバコの匂いに敏感になるもんですね。
それがまたかっこよかった。
五輪真弓さんの「煙草のけむり」
個人的にちょっと想い出の歌でもあります。
いつかこの歌の想いを書いてみようかな。