四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

グレープ『フレディもしくは三教街~ロシア租界にて』

2022-08-29 14:30:20 | 音楽
報連相。
ビジネス社会では必須。
しっかりとメモを書いて渡しても
相手にうまく伝わらないことも多々ある。
メールやラインでも読む人の受け取り方で解釈の相違などもある。

さだまさしさんが在籍していたフォークデュオ・グレープ。
3枚目のアルバム「コミュニケーション」に『フレディもしくは三教街~ロシア租界にて~』が収録されている。

この長いタイトル。
当初は二つのタイトル「フレディ」と「三教街」のいずれにするか迷っていたため、
さださんの作詞ノートに書いてあった“もしくは”と書いてあったのをディレクターがそのままタイトルにしたという。
レコードができた時に『フレディもしくは三教街~ロシア租界にて~』と
タイトルになっていて、さださんはビックリしたらしい。

これも報連相がしっかりとできていなかったのだろう。
だから、やたらと長いタイトルとなってしまったという。

歴史に疎い自分、最初に聴いた時は歌の意味がよく分からなかった。
何度でも聴いてみる。
美しい詩ときれいなメロディが心に響き情景が浮かぶ。
哀しいラブソングでもあり反戦歌でもある。

さだまさしさんの初期の名曲だと思う。
20代でこういった詩を書いたことはすごい人だなと
この歌を聴くたびにいつも感心してしまう。

フレディもしくは三教街~ロシア租界にて~/
コミュニケーション収録曲 # グレープ(CD音源)

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 石川セリ『八月の濡れた砂』 | トップ | 中森明菜『感傷紀行』 »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (sakaki45)
2022-08-29 22:37:09
グレープというと、やれ「精霊流し」だ「縁切寺」だ「無縁坂」だと
暗い歌ばかりと思われていますが、
「朝刊」みたいにユーモラスな曲もありますし、
この曲みたいに心に響く歌もあります。
やっぱり、さだまさしさんは偉大ですね。
返信する
sakaki45さんへ (四代目桶屋金之助)
2022-08-30 15:02:29
明るい性格の人は暗い歌を、暗い性格の人は明るい歌を
作ると聞いたことがあります。
山崎ハコさんも中島みゆきさんもラジオでは明るくて
歌はちょっと暗いですね。
さださんのコンサートのMCはめちゃ面白かったです。
返信する
Unknown (sakaki45)
2022-08-31 23:22:32
さださんのMCに関しては、コンサートのトーク部分を集めた
「噺歌集」という単行本を学生時代に読んでいて、
今でも手に入るのかなぁと検索していたら、
ユーキャンの通販で「噺歌集」のCD版が売られていると知ってびっくりです。
18枚組でお高いのですが…。
更には続編が15枚組やらセイヤング等のラジオ放送を集めた全集とか。
これだけ種類出ているって事は需要があるという事ですね。
返信する
sakaki45さんへ (四代目桶屋金之助)
2022-09-01 17:23:48
さださんのコンサートでのトークを集めたCDの新聞広告を見たことはあります。
確かにトークはおもしろいけど、CDを購入してまで聞きたいとは思いませんでした。
熱烈なファンとしては興味があるかもしれませんね。

さだまさしさんのライブCDは3種類持っています。
その中にもおもしろいトークもあります。
やはり歌がメインですので自分はそれで満足しています。
返信する

コメントを投稿

音楽」カテゴリの最新記事