若いころ、上司や年配者の人から「今の若いもんは・・」
そんなことを言われれるのが嫌だった。
反発心があったかもしれない。
「アンタが若いころはどうだったの・・・。」
そんなことを言い返したかった。
でもそれは言えなかったあの頃の自分。
♪そんなに遠い出来事じゃないさ
心から熱くなる毎日だった
負け犬になんか なりたくなくて
振り返る事もなく ただ前へと進んだ
怖さ知らずが 人々の間で
あざけられ そしられて 理解を生まず
それでも若さを 唯一の武器にして
牙をむき立ち向かう 傷つきながらも
夢を追うことは今も
変わらずに 生きていても
知り過ぎた 生きる技を
too many too many
肩に重いよ
自分が年配者になったら若い人に「今の若いもんは・・・」
この言葉だけは言うのを絶対やめておこうと心に誓っていた。
しかし・・・、
自分が40代ぐらいになってから若い人に「今の若いもんは・・・」と言っていた。
何か情けない自分だった。
それがむなしくて、立ちつくすと
聴こえる拓郎さんの歌。
♪でっかい事が きっと出来るんだと
今日もまた友が来て拳をあげる
お前も一緒に 立ち上がれよと
闇の中の敵に向かい 魂をゆるがす
僕の行く道は 君とは違うから
別れようと口に出せば 頬に一撃
仕方無かったよ 人と人とは
何もかも手をつなぎ 生きては行けない
つらい程の 君の強さが
うとましく 感じられたんだ
もっと素直に なれた筈だけど
too many too many
友は去り行く
60を過ぎて考え方も変わってきた。
若い人が羨ましく思うことが多々ある。
まちづくりのワークショップでは、20代の女性から60代のおじさん世代といっしょに講義を受ける。
若い人から学ぶことだってある。
若い人を否定することはできないかと思う。
若い人に自慢話をするおじさんたちがいる。
自分のサクセスストーリー。
「若いころ、俺はこうだった・・・。」
聞いていて嫌になる。
そして何かその人を寂しい人間だと思ってしまう。
この人、誰にも相手にされていないから若い人に言ううんだろうな。
♪大切なものを 何処かに置き忘れ
気が付くと僕は今 何をしてるんだろう
夜空を見上げると 多くの夢が
星になり 風になり 踊ってみえる
吉田拓郎さんの『若い人』
改めてこの歌を聴いてみる。
あの頃の自分が蘇る。
そして今じっくりと歌詞を見ながら聴くとどこか共感するところがある。
若いころ聴いていて気付かなかったことを・・・。
この歌も僕にとっての人生の歌なのかもしれない。
拓郎さんのラストアルバム、発売まであと四日。
待ち遠しくなってきた。
若い人
拓郎
カウントダウン
自分の自慢話をするようになったらおしまいだよね…
昔も今もそのことだけは
変わらないことのように思います。
なんら客観的証拠がないし、イタイだけです。
若い人から得られるものたくさんありますよ。それと同時に考え方が明らかに変わってきたなと思います。
自分が年上だからと言って、絶対にえらそうに言うたらあかんと思いますね。陰口言われるだけ。
何か聞かれた時にだけそっとアドバイスですかね。
ただ、(私もイタイかもですが)普段大学生と一緒にいて明らかに傾向が変わってます。
一から十まで世話を焼いてやらなあかん子が増えてきました。
でも、私もスマホやタブレットは若い子に教えてもらいます。
反対にPCが苦手な若い子が増えてきました。
7月放送予定の「LOVE LOVE あいしてる 最終回 吉田拓郎卒業SP」
これで終わりかと思うと何か複雑な気持ちになってきますね。
仰る通りおしまいかと僕も思います。
ただこういう年配者が若い人に自慢話をするようになっていくのは永遠に続くのでしょうね。
最近のコンサートが電子チケットが多くなってきたから申し込むのがおじさん世代は大変。
スマホの操作が上手くいかず息子にやってもらいました。
インスタなども若い人に教えてもらいました。
デジタル系に関しては若い人たちを尊敬してしまいます。
しかしPCが苦手な子が増えてきていることに驚きました。